前向きな毎日を送る

様々な人の影響を受け、色んな言葉に感動をしている日々を忘れないように・・・

「頭がいい人、悪い人の話し方」って?

2006-09-24 11:52:04 | 期待はずれ
たぶん半年以上前に予約しておいた本だった。
やっと、図書館から連絡が来ていそいそと取りに行ったが、
帰りの車でちらりと見て面白くないって思った。
なんで、ベストセラーだったのって。

夫にそのことを言ったら、翌日見ていた。
「読まなくていいよ」と同意見だった。
いやいや半年以上待ったんだからって素早く読み進め、気付いたことが一つ。
私の周りにはこんな人がいないから実感わかないのかなってこと。
こんな人が周りにいなくて幸せってこと。

あと、本当にこんな人がいたとして、
それにいちいち気がつくこの著者がつまらない人に思えた。

でも最後の4つ目の章に
「こんなバカならまだ許せる」のところで初めて面白くなった。

「感動癖がある」という人についての記載。

(本文より)
自分の仕事を一生懸命している、小さい子供が何かを必死にしようとしている、ふだんは真面目な人が必死に笑いを取ろうとしてがんばっているといったことにまで、涙を流して感動する。甲子園の高校野球で必死にプレーしている若者も、この種の人たちの感動の対象だ。
・・・・
ドラマを見はじめてほんの数分しかしないうちに、その種の人は泣いたりもする。病院の場面になったり、悲しい音楽がなりはじめるなど、ある種の雰囲気になると、ほとんど自動的に感動するようだ。

                  
                        「頭がいい人、悪い人の話し方」より


ここまでは面白かったが、そのうちまたこの種の人をけなし始めた。

「感動とは、思考の後に生じるものだ。理性的に考え、考えた上で思考以上のものがある。どんなに考えてもわからない、自分の能力を超えたものがある。そこに感動する」と言うが、
私はそんなに考えて感動したことはない。
何も考えずに感動してていいじゃない派。
著者から言わせれば「この程度なら被害はない」という人になるようだ。

それにしても、私が感動する場面に酷似していてびっくり。

テレビで初めての仕事に戸惑いながら必死になっている人に感動。
子供がお祭りで太鼓をたたいている姿に泪を流し、
甲子園でのプレーにも何年か前に泪した(あまり見ないので・・・)
「東京日和」や「火垂るの墓」は始まると同時に号泣だった。
音楽を聴いただけでも泪が出る、これは悲しい曲というわけでもない。
一番は「星の指輪」
初めてマクドナルドで聞いたときお店で泣いていた。
いまだに聞くと泣ける。

そんな人がやはりこの本にも取り上げられるくらい
いるんだなって初めて知った。




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