母と一緒に最初から入っていたサイサキさん(仮名)とお話した。
今日は母がもらったうちわのことでお話ししに行った。
先日レクリエーションで作ったうちわを母にあげたいとおっしゃってたが、母はキヨタさん(仮名)からもらったと言うので確かめに行った。
ただそれだけ確認して帰るつもりだった。やっぱりキヨタさんではなく、サイサキさんにいただいていた。
それから立ち話をして20分くらい経った頃、彼女が以前足を骨折していたのを思い出し、椅子へと行きまた話した。そのあと少しして時計を見ると2時過ぎていた。30分以上話していた。
今日は久しぶりのギターで1時40分に出る予定だった。
大急ぎでみんなには遅れると言って今行くところ。
サイサキさんは色んなことを話してくれた。
彼女(母のこと)「ここはどこ?」と聞くことがあって初めの頃はそんなこと言わなかったから進んでいるのじゃないかな、と。
初めの頃は話ししなかったからじゃないですか?と言ったが、
「ここにいたらなんでもしてもらいすぎて、私たちもそんな風になるんじゃないかって心配してるの」とおっしゃる。
ちょうど私もそんなことを思っていたので話がはずんだ。
今の施設は、新しくてきれいで、シンプルな内装も気に入っている。だけど、古くても、本人自らが動いているグループホームのようなところの方がいいのではないかと、きのう洗濯物を干しながらそう思っていた。
サイサキさんはここにずっといないかもしれないと言う。そんなことは娘にも言ってない。言ったらどうするの?ってなるでしょ。と言いお金のことなど色々話した。
3ヶ月目にして、だんだん母の容態も良くなって来てまた色々考え始めた。
私は母の部屋に戻って何度も「サイサキさんと話すと楽しいよ」と言っていた。
サイサキさんにも母と話してくださいと言ってきた。