人が大人になるということは
それだけ多くの選択をしてきたということだ
何かを選ぶということは
その分違う何かを失うということで
大人になって何かをつかんだ喜びは
ここまでやったという思いと
ここまでしかやれなかったという思いを
同時に知ることでもある
だからこそ人は自分の選んだ
小さな世界を守り続けるしかない
選択がまちがっていたと
認めてしまったら、何も残らないから
それは30代ではまだ
知ることのなかった感覚なのかもしれない
無限の可能性とは言えないかも しれないけれど、
まだこの先に世界が広がっていると思っていたから
私はいったいなにを得たんだろう
そしてなにを失ったんだろう
「続・最後から二番目の恋 第一話より」
このことばを聞いて、
「結婚しなくていいですか」のまいちゃんの言葉を思い出していた。
以前は、抜粋しか書いてなかったけど、
こんど、好きな言葉全部書こうかなと思っています。