たまたま見つけた木漏れ日の道 お出かけその２

前日赤城山をちょっと検索したら確か紅葉が見頃とあったので
足を伸ばした。

じんべも見たらしく
「誰だよ あんなエセ情報」と言う。

最初はちょっと紅葉してるとはしゃいだが
山々はあと一歩色味が足りない。
大沼に行ったら暴風で寒くて手がしびれた。
そこで出たセリフだった。


それでも橋の上からいい空気を満喫。















　　　　　　【2009.10.11　赤城山】




帰りは佐野のアウトレットに寄ろうとちょっとした峠道を選んだ。
地図でもわかるくねくね具合。

でもそれだけじゃなかった。
異常に狭い道だった。

センターラインも当然なく
対抗車が来ないことを願い超緊張して走った。

対抗車とすれ違う時は大変だった。
ウチの車はサイドミラーがたためない。
(数年前に壊れて修理に17万円かかると言われ
買い替えるかもしれないしとそのままにしている)

対抗の小さい車に乗ったおばさんがきちんとたたんでるのに
ウチはそのまま。
おばさんの目が「たたみなさいよ」と言っていた。
（恥ずかしい）
なにも言えずなんとかすれ違えた。

その後も何台かすれ違ったが、
なんとかゆっくり行きあい事なきを得た。

そんなたいへんな道だったけど、
木漏れ日が気持ちよかった。

この道だからこそ味わえた。


「いい思い出になるね。

すてきな木漏れ日街道。

ワインディングロード」


そんなふうにはしゃぐじんべ。

私もその気持ちよさに満面の笑みで答えていたが
そのうちしみじみした。
この車の思い出になるのが悲しかった。



やっと広いとこに出て佐野に行く道を探したが
見つけられずアウトレットはあきらめた。

地図には載っていない北関東自動車道を見つけ
そこを目指すことに。

ナビもなく15年くらい前の地図を
今も使っているのはウチくらいなのでは

そこから関越道に入り大混みで
また帰りも4時間以上かけて帰った。


残すところ数ヶ月の今の車に
また一つ思い出が増えた。