前向きな毎日を送る

様々な人の影響を受け、色んな言葉に感動をしている日々を忘れないように・・・

私の知らない場所で

2025-03-16 14:41:00 | 私と周りの人のこと
8日の土曜日は、夫の職場の周年記念イベントがあった。

私はその日、お手伝いしてるほうの居場所に行っていたので、ほぼ終わり頃に少し参加し、打ち上げのお店に流れた。

集まった人で知っているのは、店主のご家族、奥さんとそのお母さん。夫が仕事を辞めようというきっかけになった1人Nさんと奥様。あと誰も知らない。

あとから新店舗の店長や一度会ったことのあるバイトの方もいらしたが、私はNさんの奥様とばかり話していた。

そのうち場所を移動して、社員のお父さんと猫の話で盛り上がる。彼はまだ8歳の猫が、もしいなくなったらって考えてどうしようもなくなる、なんて話していた。
ウチが19歳でも元気というとびっくりし、ちょっと安心を得たみたいだった。

そんな話を続けていると、反対側にハタチそこそこの若い女性が来てフルネームであいさつを。

えっ!?なんでフルネーム?
なんて積極的な人、なんて思っていた。

「じんさん(夫、仮名)に、私のこと奥さんに話してますか?って聞いたら、話してないかなっておっしゃてたんですが…」

 「あ、はい…」

「X(2号店、仮名)ができる前から、ずっと今まで2人でやってたんです。みんな向こうに行ってしまって」と。

聞くと、彼女はもともと飲食店にいた。そこは大学も多い若者の多い街。

「最初は楽しく働いていたけどだんだん大きくなっていって、楽しくなくなっていたときに、一緒に働いていたKさん(前にここで働いていた人)からの紹介で4カ月前に入ったんです」
「朝から6時までやって、じんさんにはなんでも聞いてばっかりで。今は楽しいです」と。

夜より昼がいいらしい。お店は昼飲みもしているので彼女も接客はするようだ。

若く見えるのでお客さんからもお酒のこととか、頼りにされないのがちょっとつまらないみたいだった。学生だと思われてるらしい。
聞いてびっくり、もう30歳とのこと。

そんな話を聞いて、夫が毎日つらいと言いながらも、彼女が楽しく働けていたのはよかったと思う。

そして、彼女が言ってくれたことがちょっとうれしかった。

「ご飯とか帰ってから食べるんですか?って聞いたら、彼女が用意してくれてる。うちのこと全部やってくれてる」って言ってると。

私はそんなに感謝されているとは思っていなかった。
終電でクタクタになって帰ってきて、たまに味噌汁が薄いとか文句を言われたりしてイラッとしたりもしていた。


行ってよかった。


彼女からの話が聞けたこと。

あと、打ち上げ前に少しイベントの場に裏口から入ると、店主の奥様が今までずっと引き止めて、辞めれなくて申し訳なかったと何度も言ってくれ、
その横にいたお母さんもそう言いながらも、このままずっと辞めないでいてほしいと言ってくださったこと。

たまたま厨房に行ったら、確か80歳くらいの女性Sさんに会った。
お世話になったご挨拶をしていると、「じんさんが辞めたら私も辞めようかと思ったけど、土曜日に来てくれるから、まだいます」という声を聞けたこと。

あと、がんになって痩せてしまったと聞いていたNさんがかっこよくなっていたこと、全然病み上がりに見えなかったこともとてもうれしかった。



※写真はバンブーロードという自然派のワインです。たくさんの自然派のワインがあって、どれもとってもフルーティーというのですが、私にはとても酸っぱかったのです。これは酸っぱすぎず美味しかったです。

ワインのことをまた別に書こうと思いますが、いつのことになるやら。




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