きょうは朝から山手線が事故で駅は大混雑。
ホームいっぱいになった人の後ろに並び、
到着した電車は見送ることにした。
後ろにいた高校生がなんとしても乗りたかったらしく、
もう既に入りきらない電車に乗り込もうと挑戦しに行った。
いくら頑張っても無理。
あきらめて戻ってくるかと思ったら、
なんと入りきらない人たちを中に押し込んで乗せようと頑張りだした。
おじさんを押しても押しても入っていかない。
やっと入ったと思ったら、
今度は扉が閉まるとき、その横にいた女性のカバンが引っかかった。
それをまた必死に中に入れ、ようやく閉まった。
その閉まり方も人に擦れてゆっくりと閉まり、1センチくらい開いていた。
その子はその扉が何とか閉まるようにとガンガンと数発叩いた。
電車はそのうち走り出した。
それを見ていて、なんて素敵な子だと感心していた。
こんなことができる子がいるんだ。
まだ後ろに並んでいた友達のとこに帰ってきて
「手が痛い」なんて言ってた。
その子を振り返って
「いい子、いい子」ってしてあげたい気分だったが、
涙が滲んできて、言葉を掛ける事はできなかった。
そうして、その後の電車にも乗れず、3本くらい見送った。
横にいた別の高校生もわたしと同様あせらずに待っていた。
後ろからどんどん抜かして乗り込もうとする大人たちを尻目に
静かに待っていた。
二人の高校生の行動を見て、朝からとてもいい気持ちになっていた。
ついに乗り込んだ満員電車は肺を圧迫され、
息もしづらいほどの混みようだったが・・・
ホームいっぱいになった人の後ろに並び、
到着した電車は見送ることにした。
後ろにいた高校生がなんとしても乗りたかったらしく、
もう既に入りきらない電車に乗り込もうと挑戦しに行った。
いくら頑張っても無理。
あきらめて戻ってくるかと思ったら、
なんと入りきらない人たちを中に押し込んで乗せようと頑張りだした。
おじさんを押しても押しても入っていかない。
やっと入ったと思ったら、
今度は扉が閉まるとき、その横にいた女性のカバンが引っかかった。
それをまた必死に中に入れ、ようやく閉まった。
その閉まり方も人に擦れてゆっくりと閉まり、1センチくらい開いていた。
その子はその扉が何とか閉まるようにとガンガンと数発叩いた。
電車はそのうち走り出した。
それを見ていて、なんて素敵な子だと感心していた。
こんなことができる子がいるんだ。
まだ後ろに並んでいた友達のとこに帰ってきて
「手が痛い」なんて言ってた。
その子を振り返って
「いい子、いい子」ってしてあげたい気分だったが、
涙が滲んできて、言葉を掛ける事はできなかった。
そうして、その後の電車にも乗れず、3本くらい見送った。
横にいた別の高校生もわたしと同様あせらずに待っていた。
後ろからどんどん抜かして乗り込もうとする大人たちを尻目に
静かに待っていた。
二人の高校生の行動を見て、朝からとてもいい気持ちになっていた。
ついに乗り込んだ満員電車は肺を圧迫され、
息もしづらいほどの混みようだったが・・・