AIに政治をやらせるなどという話が現実味をおびてきた今日このごろ、筒井さんの昔の短編「ホンキィ・トンク」なんてすごく面白がられると思うのだが。とても小さな独立国の王女さまが、日本からコンピュータを導入して、国の舵取りを任せてしまう話。もちろん普通に着地しません。この小説はたぶん、ハインラインの『月は無慈悲な夜の女王』に触発されてできたのだと思うが、同じ小説から筒井さんは、たぶん、「いじめないで」という怪作も生み出したと思う。ハインラインの方がとても長いので、ちょっと読み比べてみてくださいとは言いにくいけれど。
筒井さんの昔の短編で、今こそ読んでほしいと思うのは、ほかに「奇怪陋劣潜望鏡」。日本中のエスカレーターでスマートフォンのカメラが女子のスカートの中へ突入するなどという、トンデモナイ時代になったものだが、この小説の世界が現実になったのかもしれぬ。
あと、もちろん「アフリカの爆弾」は必読。
筒井さんの昔の短編で、今こそ読んでほしいと思うのは、ほかに「奇怪陋劣潜望鏡」。日本中のエスカレーターでスマートフォンのカメラが女子のスカートの中へ突入するなどという、トンデモナイ時代になったものだが、この小説の世界が現実になったのかもしれぬ。
あと、もちろん「アフリカの爆弾」は必読。