映画やアニメならいざ知らず、書物形態の推理小説では探偵が犯人に向かっていわゆる決め台詞を吐くという場面はあまりないようです。確かにポワロにしてもクイーンにしても最後に真犯人に向かって真相を指摘するという場面は多いのですが、「犯人はお前だ」みたいな定型的セリフは使っていないように思います。意味としては「犯人はあなたしかいないのです。」などに該当するセリフはでてきますが。 . . . 本文を読む
今年の3月からこれまでエドガー・アラン・ポーの作品から時代を感じさせるようなところを色々と紹介してきましたが、『群衆の人(The Man of the Crowd)』はあまり時代を感じさせない作品です。ポーの作品から少し離れて大都会の秘密に迫ります(^_^) . . . 本文を読む