05/14の記事でまとめたように、エマニュエル・トッドは、マイダン革命はネオナチによるクーデターであり、EUはネオナチと手を結んだのだと主張しています。
ネオナッチーて何者? ネオ・ジオンみたいなの?
これこれ、妙な促音を入れるんじゃないっ。いやまあ、ネオ・ジオンの方がネオナチを意識した造語だろうけど。
思うにヒトラーの提唱したナチズムの後継者だと自称している者と、自称はしてないが思 . . . 本文を読む
前回の記事の続きです。
トッドは、アメリカはいまや民主制ではなくリベラル寡頭制になってしまったとしています。
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[Ref-1-c,4章,p168;項目:現在の英米は「自由民主主義」とは呼べない]
とくにアメリカでは、選挙プロセスに膨大な資金が投入されています。「金権政治」が大々的に行われているのです。こんな国に、他国の「民主主義」を云々する資格などあ . . . 本文を読む
表題の"帝国"という言葉は私が多少ジョーク的に使ったものですが、歴史学におけるちゃんとした定義はあるようです[*3c]。なおトッドは"帝国"とか"帝国主義"とかいう言葉は一切使っていませんので誤解なきように願います。
表題書籍の4つの発表の中でトッドは、英米や西欧でロシアを非難する声が多いのは"ロシア恐怖症"があるからではないかと述べています。それを言うならトッド自身は"アメリカ恐怖症"に罹 . . . 本文を読む
(2024/02/01)の記事で「ウクライナについては、もともと国家の体(てい)をなしていなかった。」との表現を使いましたが、出典については忘れたのでそのままの表現だったかどうかはわかりません。そしてこの表現から国体が大事なんだね、などと連想するのは日本語ならではのジョークであり、フランス人のトッドやアメリカ人のミアシャイマーの発言には無関係です。
エマニュエル・トッド『第三次世界大戦はもう . . . 本文を読む
『我々はどこから来て、今どこにいるのか? 』上下巻、を基にエマニュエル・トッドの家族システム理論を紹介してきました。
本ブログ(2024/04/07)「家族システムの「進化」: 共同体家族とは」
本ブログ(2024/03/25)「家族システムの「進化」:他人の家族実態を理解するのは難しい」
本ブログ(2024/03/18)「家族システムの「進化」:エマニュエル・トッドの理論」
ここでト . . . 本文を読む