My Usual Life @ Fukui City

季節のうつろいと毎日の生活

Miles Davis In Person At The Blackhawk In San Francisco

2013-05-05 | 音楽

Wynton Kelly Trio がリズムセクションの Miles Davis の1961年4月のライブ録音だ。
1960年前後はモダンジャズの全盛期だ。
Miles のコンサートでは、必ず「So What」と「Walkin’」が演奏されている。しかし、同じ演奏形態にとどまることはない。どんどん進化していく。
Wynton Kelly のリズムセクションとしては、最もスピード感のある演奏で、これ以上の速さにはついていけないのかもしれない。その後、Miles のメンバーは、変貌をとげていく。
ピアノもHerbie Hancock に変わっていく。であるからこそ、1961年のWynton Kelly とMilesの共演は新旧の狭間にあって凄みがある。
ちなみにジャケットの左下の女性は、Milesの夫人。

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FIVE SPOT AFTER DARK

2013-05-03 | 音楽

GW後半初日ながら、本日も仕事です。
仕事以外なんのネタもないので、またしてもジャズのLPの話です。
「Blues ette」 
ジャケットのデザインが奇抜です。このレコードは、SAVOY RECORD のオリジナル原盤です。学生時代あたりにお茶の水のレコード店で買ったような記憶があります。
一曲目の「Five Spot After Dark」は、NHK FM のjazz番組のテーマ曲になっていたのでご存知の方も多いことでしょう。Curtis Fuller のソフトなトロンボーンが脳裏に残ります。
朝聴く音楽ではないですね。夜、ウイスキーを傾けながらがマッチしていると思います。

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Wynton Kelly on POWERTREE

2013-05-01 | 音楽

「Wynton Kelly on POWERTREE」
時間が空いたので Wynton Kelly の一枚のLPについて一言。
Kelly は1969年に39歳で亡くなった。このLPは1968年に POWERTREE RECORD のスタジオで録音されたもので最晩年の演奏と言って良いだろう。<wbr></wbr>アルバムに掛けられた帯の説明を見ればKellyファンであれば<wbr></wbr>絶対に手が出る一枚だろう。メンバーがMiles Davis のリズムセクションであれば悪いはずがない。しかしどのメンバー<wbr></wbr>も当時の若々しさはないが、1968年の頃のポピュラー音楽を演<wbr></wbr>奏しているところに魅力がある。
Wynton Kelly には独特のケリー節というものがある<wbr></wbr>。これがたまらないのだ。
「You Tube」で検索すると当時のケリーの映像と演奏を見聞きできる<wbr></wbr>。

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Kenny Drew Trio

2013-04-29 | 音楽

今朝の一枚
Golden Week 三日目。今日も仕事ではあるけど、一枚聴いてから会社へ。
「Kenny Drew Trio」 これも幻の名盤と言われた一枚。1956年の録音。
Paul Chambers のよく唄うベースと、Philly Joe Jones の味のあるドラムが印象的だ。
Kenny Drew のピアノはわき役に回っているようにしか聞こえてこない。

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