My Usual Life @ Fukui City

季節のうつろいと毎日の生活

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する

2007-06-25 | 本と雑誌

41ibujv63xl このところ個人的な話しばかり書いてきたので、少しは本来の印刷経営のネタに近づけなければと、最近読書中の本をご紹介させていただきます。

長いタイトルの新書だ。著者は、あのタレントの島田紳助氏。
一見なんのことを書いているのか理解に苦しむものがあるでしょうが、れっきとした経営本である。

著者の島田紳助氏は、タレントが本業であり、サイドビジネスとしてこれまでいくつかのビジネスを25年以上も前から起してきたが、未だに一度も失敗したことがないという自負をもっている。

どうして成功してきたかという経営哲学が書かれている。

顧客満足度よりも従業員満足度という言葉が何度も出てくる。
サイドビジネスであるからこそ従業員に安心して仕事をしてもらえる環境を整えることこそ、ひいてはお客様にも満足してもらえるのだそうである。

それには徹底した経営分析も必要になる。

当たり前が当たり前でない経営のヒントを教えてくれる。

是非ご一読を。


白内障と糖尿病(4)最終回

2007-06-24 | 日記・エッセイ・コラム

いよいよ白内障の手術だ。
6月4日(月)右眼
6月6日(水)左眼

6月3日(日)には、夕方右眼に点眼と軟膏が塗布された。

4日早朝6時から瞳孔を拡大させるための点眼開始。
8時30分から手術の流れについて看護師から説明。
9時00分から眼科主治医の診察。病院
精神安定剤(セルシン錠2mg.)をのみ、20分おきに再び瞳孔拡大のための点眼。
10時30分ナースステーションにて車椅子に乗り(初めての車椅子乗車)抗菌点滴(これも始めての点滴)をしながら、看護師に3Fのオペ室へ連れて行ってもらう。オペ室は、何の手術も同じ構造をしている。大きいドアを開けられると、移動用のベッドが置かれていて、車椅子からベッドに乗り換える。天井を眺めながらゴットンとベッドの車輪の音を聞きながら、眼科のオペ室へ運ばれる。
まず消毒液で手荒く右目が洗われる。ちょっと苦い。
その後麻酔の薬が眼にかけられる。注射ではなさそうだ。ピリッとした痛みを感じたが麻酔が効いたような感覚はない。
主治医の先生が待ち受けている。大きな手術用の顕微鏡がグーンと眼のところまでおろされる。
眼のところだけ穴の開いたカバーが身体全体にかけられる。
ピンのようなもので右目がまばたきできないようにされる。
半透明のビニールのシールのようなものが穴の開いた部分に貼られ、手術する部分だけカットされる。いよいよオペだ。
顕微鏡のレンズを通しての光がまぶしい。同時にそこからポタポタと液体が流れ落ちてくる。メスというよりは太目の針のようなものが眼に刺さってくるような感覚はあるが痛みはない。
異様なジュルジュルという音がする。水晶体の中のものを吸い取っているような音だ。医師が顕微鏡の光の上へ向けてとか下へ向けてとか言うので、眼球を動かす。あ、そこそこ、そのままでとか言われるままに。水晶体が完全に吸い取られた頃、顕微鏡の光がぼけたように思う。
いよいよ人工レンズが組み込まれるようだ。グイッグイッと押し込まれるような感覚がある。麻酔がなければ痛いのに違いない。
レンズが収まったであろう頃、再び顕微鏡の光がはっきり見えるようになった。
数分して、ハイ無事終了しました、お疲れ様でしたとの医師の声。看護師から眼帯を当てられ、ベッドは元のオペ室入り口まで。手術所要時間は約10分であった。

そこから再び車椅子に乗り換えて、5Fの病室まで連れて行かれた。11時14分だった。
1時間はベッド上で安静にしているように言われた。
12時30分には、昼食が食べられた。

翌日、早朝看護師により眼帯が外され、点眼。
眼を開けてみた。なんという眺めなのだ。すっきりくっきり眼鏡なしでこんなにも、きれいな色彩なんだ。特に青が違って見えた。片目ながらテレビの細かい文字が読めるのだ。
それはそれは感動でした。未手術の左眼から見える色が黄色っぽく感じる。明日手術したらもっと良く見えるのだろうな。
手術の怖さよりも感動を味わえるであろう楽しみの方が先立っていた。あっかんべー

白内障手術の臨場感が分かっていただけましたでしょうか。
退院した現在、視力は片目が0.7から0.8ある。
視力が安定する1ヵ月後には、眼鏡をかけて1.0以上にはなるように調整してもらう予定。
悲しいかな老眼は治せないそうなので、遠近両用の眼鏡をかけるようになりそうだ。

以上4回にわけて書かせていただきました。手(チョキ)


白内障と糖尿病(3)

2007-06-24 | 日記・エッセイ・コラム

入院中は、じっと寝ているだけではない。
看護師さんを毎日ベッド上から窺っていると、朝昼晩と血圧、血糖値、体温等の計測、検査のための呼び出し、食事の配達等々大変な重労働です。病院
朝の血圧測定などは5時半頃に来て計られることもあった。
おまけに同室の二人の老人は80歳を越えた耳の遠い御仁。
早朝4時には大きい音をたてにかかる。 Dscf0158
静かに寝ているのかと思うと、今度はいびきがうるさい。
余程太い神経の持ち主でないと、彼らとはお付き合いができないので、ほとんど口を聞く事もなかった。
私自身も糖尿病教室のほか、ビデオ室でビデオでの勉強があり、尿はトイレにて毎回検査のための摂取。

6月3日(日)午後2時いよいよ眼科の病室へ転科。
これまでの休館3病棟から新館の2病棟へ。
耳の遠い老人二人からようやく解放されるのだわーい(嬉しい顔)Dscf0170 Dscf0169 Dscf0176


白内障と糖尿病(2)

2007-06-23 | 日記・エッセイ・コラム

糖尿病の治療というよりは、血糖値を下げるための入院が5月24日(木)から始まった。一見健康な私がつい先ほどまで会社で仕事をしていたのに何で今からパジャマに着替えてベッドに横たわらなければならないの?という気分でした。
しかしこの日は、いきなり階段昇降による心電図検査、食事療法と薬物療法のビデオ視聴。この日血糖値が250近くあった。
翌日、薬の量が増やされた。250以上もあったからだ。250以上あると腹部に即効性インスリンが投与される。がまん顔
5月28日(月)胃カメラ検査とエコー検査のために朝食絶食。おにぎり10時過ぎ遅めの朝食。12時には昼食だ。この日から午後は糖尿病教室が始まった。金曜日まで5日間の教室だ。栄養士による食事療法に関する講義、糖尿病専門医師による講義。
以後理学療法士による運動療法、歯科医師による歯の合併症、検査技師による自分でコントロール状態を知る話、眼科医師による眼の合併症、薬剤師による薬物療法、内科医師による質疑応答、最後はお楽しみ?のバイキングお食事会と金曜日まで続く。バイキングといっても好きなだけ食べられるわけではなく自分に適したカロリー摂取量を考えた上でのものである。
5月30日(水)からは、白内障の手術予定日を延ばしたくないので、朝夕食事前にインスリンを投与することになった。
6月2日(土)どうしても私しかできない仕事があるので主治医から午後4時間の外出許可をもらった。

なお、写真は代表的な朝昼夕食の写真をアップしておきます。Dscf0150 Dscf0145 Dscf0163


白内障と糖尿病(1)

2007-06-23 | 株式

久しぶりの日記ですわーい(嬉しい顔)
5月27日(日)から31日(木)の5日間白内障の手術のために入院するはずであったのですが、5月17日に眼科の診察に出向いたところ、受付で先に内科へ行きなさいと言われました。悪い予感冷や汗
前々から物の本や新聞記事などを読んでいて、自分がきっと糖尿病ではないかと予測はしていたのですが、検査の結果、見事的中していたのです。他人様に自慢できるような血糖値(内緒)ではないのですが内科医の先生から今日からでも入院して下さいと言われました。
先生、ちょっと待ってくださいと私。仕事の都合もあるので一週間だけ猶予をとお願いしたら何とか聞きとめてくれました。
そんなわけで、この日はまず栄養士のお姉さんから食事療法の話しを30分、糖尿専門の看護師さんから、糖尿病のこれからの対処の仕方などの話しを30分、血糖値を下げる薬をもらって帰宅しました。
入院計画は、5月24日(木)から6月2日(土)まで糖尿病治療(白内障手術のために血糖値を下げる治療)、6月3日(日)から6月7日(木)まで白内障手術のための入院となりました病院
合計15日間の病院生活です。何しろ初めての入院。生まれてこの方病院のお世話になることはなかったのですから。
現在は予定通り退院できて、この日記を書いている次第ですが何回かに分けて闘病日記を書いて、自分のため、読んで頂いている皆さんの参考になればと思う次第です。

今回はこの辺で。