7月13日?~15日(海の日)の3日間、大学時代の親友5人で、普段連れて行ってもらえない観光地をドライブおよびグルメの旅に案内しました。
何を言っても言われても許せる友達がいるというのは、とても素晴らしいことです。
13日は、敦賀ヨーロッパ軒で「ソースカツ丼」を堪能したあと、敦賀港経由でレインボーラインを走って梅丈岳の頂上まで行き「三方五湖」の眺めに感動してもらった。
13日は、みんな旅疲れしているので、早めにホテル「水月花」に入る。
水月湖に面したすばらしいロケーションのホテル。夕食も満足のいくものであった。
当時の話に花が咲いた。男性陣が眠りについたのは午前1時過ぎであった。
翌14日は、まず小浜市内の「伊勢屋」で、「くずまんじゅう」を味わった。地下水の湧き上がる中で冷やしてある、くずまんじゅうの味はそこで食べなければわからない。持ち帰ったのでは葛の風味やぷりぷり感が半減してしまうはずだ。
次いで、お水送りの寺「神宮寺」で、住職の寺にまつわる話を30分間聞くことができた。暑くとも話に集中できて満足の時であった。神宮寺から車で10分ほど走って、若狭塗箸の「せいわ」へ立ち寄り、箸の紋様の浮きだし体験をした。実はその先にある、国宝「明通寺」に行くのだがあえて若狭塗箸も見学したのだ。みんな珍しそうに箸を削っていたのが印象的だった。
明通寺でも住職のもう少し短い話を聞かせていただいた。葺き替えたばかりの本堂の檜皮葺の屋根はきれいだ。葺き替えるだけで2億数千万円かかったという話だ。
国宝の本堂、三重塔、仏像。どれも素晴らしく鎌倉時代中期のものである。
2寺を拝観したのち、上中町にある鯖街道の宿場町「熊川宿」に立ち寄り「鯖寿司セット」を賞味。時間の関係上、車にて通りをゆっくりと走って眺めてもらった。
ここで、嶺南地方とはお別れして、一気に嶺北地方に向かった。国道27号線および敦賀からは北陸自動車道を走って「永平寺」に向かった。所要時間約2時間。途中羽二重餅の古里「マエダ製菓」でおみやげタイムとした。
「永平寺」での写真を撮ろうとしたのだがiPadminiの電池切れ。後日友人の撮ったものをいただくことにする。約1時間かけて小走りに見学した。七堂伽藍の最上段まで廊下を登るのもけっこう大変である。
14日の宿泊は、美山町にある森林温泉「みらくる亭」。夕刻5時過ぎにはたどり着くことができた。今回2度目の宴会が始まった。当時の恋愛話やらもろもろの話が飛び出てとても賑やかであった。13日の寝不足もあってか、みんな早めに床についた。
最終日15日は、まず近くの「一乗谷朝倉氏遺跡」を一時間半かけてゆっくりと見学。
復元街並みの武家屋敷の門をくぐった奥の樹の下で当時の衣装を着た女性がなんとも遠く離れているにもかかわらず色気を感じた。ついでといってはなんだけど、佐々木小次郎が燕返しを編み出した「一乗滝」へ行き涼を味わうことができた。
次いで、大野市の七間朝市の通りと御清水を見学して、足早に勝山へ向かった。
その前に早めの昼食を、大野市の「福そば」にて全員「おろしそば」の大盛りを注文。
他県には絶対まねのできない味であると絶賛してくれた。
勝山市の「福井県立恐竜博物館」についたのは、12時を過ぎていた。1時20分まで見学して福井駅に向かった。
福井の私以外、4人は午後2時35分発の特急しらさぎに乗車しなけらばならない。
福井駅の駐車場に着いたのは、2時10分。なかなかいい感じだ。
来年も再会することを約束して、別れを惜しみつつも改札口にて、彼らの姿を見送った。
なんとも楽しい3日間であった。