My Usual Life @ Fukui City

季節のうつろいと毎日の生活

上製本ばかりが書籍ではない

2007-07-25 | 本と雑誌

出版とか本を作ることでひと言

自費出版を薦める出版社の新聞広告が毎日のように載っております。
世間一般の人に認めていただいて、書店に並べていただいて数千冊数万冊売れる本はそんなに存在するものではありません。
せめて自分の周辺の知人に読んでいただける本を作ろうとは思いませんか?
そうなると、せいぜい500冊まで。場合によっては100冊程度か。
書店に並べられている書籍の大半は、製本の仕方は、無線綴じにカバーと帯を付けたものです。上製本(ハードカバー)にまでする必要はないと断言いたします。知人に気軽に読んでいただこうと願うならば、無線綴じ製本の方がゼッタイ良いです。


印刷方法について

カラー写真をお安く印刷するには、カラーレーザープリンターで出力する方法があります。200部程度の部数ならオフセットフルカラー印刷の3分の1の金額でむらなく美しい印刷ができます。

本文の印刷方法
も最近はCTP印刷が主流です。
CTPとは、Computer  To  Plate (Press)  のことです。
パソコンで組まれたデータが直接オフセットの刷版となって出力するものです。版下で出力されたものを間接的に撮影して刷版にするよりは、美しい印刷ができるものです。小ロットの印刷をする場合は、アルミの刷版を作らなくても、紙版のCTP出力で十分な品質の仕上がりになります。写真の網点も133線まではOKです。

夏休みは、本を作る準備をするのに良い機会です。

是非お考えになってください。





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