仙台のMTBショップDimensionの日記

オーバーホール取り掛かりました

昨日のバイク作業始めました。
本日は昼から雷雨になって来客がなかったので作業がはかどりました(トホホ)。

このバイク、競技で使ってきたバイクで会場にある洗車機で洗っているのでしょう、開けると内部はどこもこんな感じで、全ベアリングが死んでました。
色々なところで言われてますが、自転車を洗う時に高圧洗車機を使った場合、ベアリングやサスペンションのシール内部まで泥水を逆に押し込むことになるので、ベアリングやシールに直接噴射しないでください。

このバイクがどれほど乗ってこられたのかがわかる写真です。
ブレーキパッドは擦り切れてベースプレートに達しています。
これでは効かなかったでしょうからさぞ怖い思いをしたことでしょう。ローターはまだチェックしていませんが、ダメかもしれません。

バイクの異音のあまりの酷さのためフレームにクラックが入っているのが一番怖かったので、まずフレームをバラバラにして全部チェックしてみました。幸運なことにクラックは入っておらず、ベアリングこそ全滅でしたが交換すればまた調子を取り戻しそうで良かったです。

ベアリング接触面は研磨して新しいベアリングを迎える準備をしています。このフレームは8個使用します。全ピボットボールベアリングです。

フレームはベアリングが届くまで手を付けられないのでフォークのオーバーホールをしました。
すでにシールからオイルが漏れていたので、シールも交換しなくてはなりませんし、おそらく買ってから7から8年ほど一度も開けてないはずなので、どこまで痛んでるか不安でしたが、結果的に消耗品の交換だけですみました。
でもフルードはここまで汚れていました。
下に沈殿しているのが汚れです。
明日ベアリングが届くので順調に行けば明日組み上がって明後日テスト走行できそうです。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「整備日誌」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事