キーボードで平仮名入力をする人の割合は、Win.では10%以下、Macでは5%以下だという。その理由については色々な分析がなされているが、私が平仮名入力する理由は、その中に見当たらない。
私のように頭の中で文章を構成するスピードが速い場合(理由はあとからゆっくり推敲するスタイルだから...)、それに付いて来られる速い入力が出来ないと折角の『思い付きを忘れてしまう』というのが平仮名入力の(私なりに早く入力できる手段の)選択理由である。
私はローマ字入力も出来るが、ATOKの漢字変換スピードまで含め、平仮名入力した方が速い(タイプするキーの数が少なくて済む)し、友人と競争しても(あ行を入力する以外で)私が負けることは滅多にない。
ということから、手書きで長文を考える場合も、同様の理由で自分にしか判らないような箇条書きにする以外にメモの作成方法はない。
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もし、私に、頭の中で(ゆっくりでも)決定稿に近いものを考えられるような能力があったら、ローマ字入力を常用していたかもしれない。
昔の作家の手書き原稿を見ると、ほとんど訂正のない初稿を書く人もいれば、訂正部分がどこからどこへ繋がっているのかよく判らないほど真っ黒なものもある。この差は、作家の脳の思考回路の違いによるものであって、推敲が丁寧か雑かの問題とは異なる。
【Jeff Lorber - Your Love Has Got Me】
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