きみの靴の中の砂

もうたまらない! Tonight!


The Kingtones


 ここ数年、キングトーンズのリード・シンガー内田正人が、脳梗塞でリハビリ中だったとは知らなかった。今年で七十三歳、病気のひとつやふたつあっても不思議はないが、脳梗塞はアーティストならずとも活動を大きく制限するので、本人にとっては、さぞかし無念なことも多かろうと思っていた矢先、多くの人のサポートを受けながら、フジロックフェスティバルにも精力的に出演していることを知って、少し安心した。

 さて、内田正人というからにはキングトーンズの話をしよう。
 キングトーンズは、1960年の結成だから、来年で半世紀。ここまで歴史が長いと、このドゥーワップ・グループのどこが好きなのかとファンに問えば、千差万別の答えがあろう。
 僕なら-----アメリカのヴェルヴェッツのオリジナル・ヒット『Tonight (Could Be The Night)』(1961)の日本語によるカバーを気に入っているから、と答えよう。
 凝っていない、ストレートな歌詞が気持ちいい。


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キングトーンズ内田正人の消息 (mixi『ザ・キングトーンズ』コミュニティ管理人氏による)
BGMは"Tonight (Could Be The Night)" The Kingtones


 因みにヴェルヴェッツの結成は、キングトーンズより一年早い1959年。テキサス州西部の街・オデッサの高校で、国語教師をしていたヴァージル・ジョンソンのもとに、教え子四人が結集した。



The Velvets


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"Tonight (Could Be The Night)" The Velvets


FINIS
 

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