日本で言うプロフェッショナルとは、クライアントから注文がもらえるようになり、他のアルバイト収入を加えず、客注文だけで現行のホワイトカラーの初任給(高額な機材を必要とする場合は、その回収経費を加えた額)以上を稼げるようになって初めて正しくそれを名乗れるというもんだ(有名・無名は全く関係ない) —— 生活費の半分以上がアルバイトからのものでは、趣味としか言いようがない。
まあ、これは家族を持って、人並みの社会生活を営むというハードルを想定しての話だから、迷惑をかけるような家族がいなければ、長い修行期間があっても相当の無理は利く。
しかし、仮にソコソコ稼げていても、他の社会人同様、加齢と共にいずれ注文は来なくなる。年寄りになっても経済的に修行中と変わらないようでは、半ば夢は果たせていても程なく生活保護者だ —— 余程の遺産相続でも当てに出来ない限り...。