南風のいち日 　今年初めて窓を開けて過ごす 　庭の葉擦れの音 　カーテンが初夏を孕...

　水無月。 　此の日、晴れて梅雨を折り返す。大きく窓を開くのも久しい。 　庭の白、...

　いつだったかの梅雨明け頃のことだ。 　神社のおみくじほどの大きさの細長いの版木をどこからか工面してくると、イチ子は、彫刻刀でそれに何やら彫り始めたようだった。 　年賀...

　六月最終週。定期考査。学校は午前中だけ。 「早く帰れるから嬉しい」とイチ子。 　...

　結構、整理上手のつもりでいるからゴミみたいなものをコレクションすることはないのだ...

　"Out To Lunch !" 　見上げる夏空。只今、雲量１。 　アイスティーが恋しい季節。 　...

　きのうのパーティーは、きみのママも楽しんでくれたみたいで安心したよ ----- ママも奇...

　梅雨明け十日 ----- 日曜の昼下がりのことだ。 　イチ子が派手な彩色の洋陶器のボウル...

　ボラボラ島はヴァイタペの街はずれでのことだ。 　昼下がり。 　今、スケートボード...

　川縁なる陋屋は晩風爽涼なり ----- 昔、ポンヌフにもこんな風が吹いてたっけ。 　　　...