実は私はパソコンメーカー、デル・テクノロジー社のアンバサダーをしておりまして(パソコンは買ってないけど 苦笑)、11月13日の『デルアンバサダー(もうすぐ)4万人大感謝祭』に招待されて行ってきました。
場所は港区東京アメリカンクラブ。周りに大使館やら領事館やらがたくさんあるとてもセレブ?な場所。隣にはロシア大使館、奥にはアフガニスタン大使館があり警察が厳重に警備してました。(苦笑)
東京アメリカンクラブってレストランまで会員制だとかで、会員以外は入れない・・ こんなところでイベントやるなんてデルも太っ腹。
今回のイベントは最新のAI搭載パソコンが主役のようでした。従来、ChatGPTのようにクラウド上で動くAIをパソコンに載せちゃったということで、マイクロソフトがかなり力を入れていて「Copilot+PC」というパソコンのデモがメインでした。これはCPUに内蔵されたNPUによって様々なAI機能をネットに繋がず、ローカル処理出来るパソコンを指します。特にNPUを内蔵するCPUの演算処理速度は40兆回以上/秒というとんでもない数字。これによりネット上のAIを使うよりパソコンの中だけで超高速処理が出来て、かつネットに情報を上げないのでセキュリティも万全と言うわけです。
主なAI機能は
・画像生成
・情報検索
・ビデオ会議の特殊効果
・リアルタイム翻訳
等々・・
特に面白いのが「リコール」という機能で、これは5秒ごとにパソコンの画面を撮影し、NPUでその画面の内容を解析。閲覧したウェブページや編集したWordやExcel等の文書、やり取りしたメールなどをキーワードだけで瞬時に検索出来るという機能で、「あの写真、文書どこだったかな メールはいつのだったかな」とかに時間をかけずに済むという超便利機能。マイクロソフトの方の説明だと実はパソコン作業でそれに費やす時間が一番多いという調査結果が出てるそうです。
今はかなり高価ですが今後はこういうパソコンがドンドン普及していくんでしょう。マイクロソフトさんからはかなり本気度が伝わってきました。
そして一方のデル・テクノロジーさんは宴会に本気度全開。(笑)この本部長さんはお茶目で面白かったし、出て来た料理は豪華で美味しく、お土産の高級チョコレートも美味しかったです。また招待して欲しいな~。(笑)
とある小説家の方からの直接依頼で中華チャンバラ活劇のイラストをマンガ調で描くことになりましたが、取りあえず登場するキャラ6人を設定。キャラのラフ絵が出来ましたのでここで公開。イラストの中では人物はそれほど大きくは描かれないのですが、一応ね。
そもそも小説の挿絵とかは最近はめっきり少なくなりました(ラノベを除く)が、それでも劇画調やシリアスな絵はまだ需要があったりします。一方、挿絵を入れるにしても出版社はマンガ調の絵には極めて否定的です。なんでだろ?(笑)
時代は後漢から水滸伝辺りの宋の時代の服装を調べましたが正確ではありません。かなり想像が入ってます。小説の方も中華ファンタジーですので。(笑)
でもこういう依頼が無ければ絶対描いてないでしょうね。感謝です。
そもそも小説の挿絵とかは最近はめっきり少なくなりました(ラノベを除く)が、それでも劇画調やシリアスな絵はまだ需要があったりします。一方、挿絵を入れるにしても出版社はマンガ調の絵には極めて否定的です。なんでだろ?(笑)
時代は後漢から水滸伝辺りの宋の時代の服装を調べましたが正確ではありません。かなり想像が入ってます。小説の方も中華ファンタジーですので。(笑)
でもこういう依頼が無ければ絶対描いてないでしょうね。感謝です。
柔道(決してJUDOではない)の真骨頂は小兵が自分よりデカい奴を投げ飛ばすことですな。痛快極まりない。
しかし、今回のパリオリンピックのJUDOは審判も運営も酷すぎる・・
しかし、今回のパリオリンピックのJUDOは審判も運営も酷すぎる・・
最近はAIに勝手に自分の絵を学習されて盗まれてると嘆いてる神絵師さんも増えている。AIで絵を出力する奴(あくまで出力であって、決して描いている訳ではない)は狙いを定めた有名神絵師の絵を徹底的につけ回してパクっていくそうだ。
そこで絵を描く人の殆どが使っているペイントソフト「CLIPSTUDIO」では今回のバージョンアップ「3.1.0」版からAI学習を阻止する基本的な機能を付けてきた。文字列を絵に挿入する「ウォーターマーク」機能と絵そのものにノイズを入れる「ノイズ」。これで全て完全に窃盗を阻止できるとは限らないが少しは安心してXやpixivに絵をUPできる。
何で絵を描く方がそこまでやらんとアカンのかと憤慨するが、もはや描く側が自衛しないといけない時代。なんせ盗む方は盗んで当然としか思ってないから。だから絵を描く人も遠慮せずに使ったら良いし、本物の絵を観たければ有料で観てもらうとか工夫すれば良い。
ワシの場合は二束三文以下の絵師なので盗むに値しない絵しか描いてないから心配はないけどね。(苦笑)
↓ クリスタの設定画面 ①
↓ クリスタの設定画面 ②
↓ 出来上がり
これはクリスタのデフォルトの設定なのでウォーターマークやノイズの強度は調整できます。
今月7月3日(水)~5日(金)の3日間東京ビッグサイトで開催された「クリエイターEXPO」に参加してきました。前日の2日(火)に東京入り。現地で設営の作業とあいなりました。
これに参加するのは去年に続いて今回で2回目。取りあえず「石の上にも3年」で最低3回は参加するつもりですが。
これに参加するのは去年に続いて今回で2回目。取りあえず「石の上にも3年」で最低3回は参加するつもりですが。
全体的な雰囲気はコミケかコミティアのようなもの。イラストレーター(これが一番多い)、漫画家、デザイナー、写真家、映像作家、ゲーム製作者などなどのクリエイターが一堂に会するビッグイベント。同人誌は売らずに自分の技術を売るのがコミケやコミティアとは違いますけどね。だから来場者も企業や個人事業主など仕事をクリエイターに発注する人達。一応商談会となっております。
私も去年参加して一件、セルシスの関連会社から仕事依頼されました。よく依頼してきたなと思う。(苦笑)
私も去年参加して一件、セルシスの関連会社から仕事依頼されました。よく依頼してきたなと思う。(苦笑)
私の今回の最大のミッションは3日間でパンフレットを600部(1日200枚平均)配ること。とにかく配って配って配りまくりました。同人誌が600部売れたらスゴいんですけどね (苦笑)開催時間は1日7時間(コミケより長い!)をほぼ立ちっぱなしで過ごす。最後は足が棒のようになりました。
しかしツラいか?というと実はこれが楽しい。やってくるクライアントさんと話すのも楽しいし、業界のいろんな裏話的なことも聞ける。独り家で籠もって作業してるよりよっぽど良いです。他の出展者のけりエイターさん達とも仲良くなれるしね。
しかしツラいか?というと実はこれが楽しい。やってくるクライアントさんと話すのも楽しいし、業界のいろんな裏話的なことも聞ける。独り家で籠もって作業してるよりよっぽど良いです。他の出展者のけりエイターさん達とも仲良くなれるしね。
そこで今回強く感じたことがあります。それは外国人・外国企業のクライアントが増えてること。去年に比べて明らかに多い。それも日本の「マンガ」を海外、特に中国・東南アジア・米国に展開する事業をしていきたいという相談が多かったです。いや、私にそんなの相談されても特に何が出来るわけでもないですが、直接日本の漫画家やクリエイターに話を聞きたいという感じでした。単に先方の出版社と組んで日本のマンガの輸出をしたいというだけでなく、日本の漫画家が米国で活動できるベースを作りたいというクライアントさんもいました。ベトナムの女性社長さんには英語で色々質問されてシドロモドロになっちゃいましたが・・(苦笑)
今、日本のマンガが海外から本当に熱く注目されてるんだということを肌で実感できました。日本の大手出版と話をするのではなく、どれもこれもクリエイターと直接のパイプを持ちたがってる感じ・・かな。そのうち大手出版が押えてるドラゴンボールやワンピース、進撃の巨人、など世界に名だたる超有名IPを狙うのではなく、まだあまり世界に知られてないマイナーなIPを狙ってコミケやコミティアにも押しかけてくるかも知れませんね。
3日間、朝食・昼食はコンビニのパンとお茶で済ませ、最終日の翌日土曜日の朝食は超豪華な朝マックになりました。(笑)
最後帰りの新幹線がトラブルで2時間遅れの東京発となったのは疲れをダメ押しされちゃった。
現在、京都国際マンガミュージアムで「アフリカマンガ展」が来年2月18日まで開催されています。なかなか見応え、読み応えのある展示会です。
アフリカのマンガは、かつてのフランスやベルギーの植民地の影響を受けていたと言われています。いわゆる「バンド・デシネ」と言われてるものでしょうね。
「バンド・デシネ」は、ヨーロッパ(特にフランスやベルギー)で発展した絵物語の形態で、カラーで表現されるのが一般的。かつ緻密な描写やリアリティを重視し、背景やキャラクターにも細かなディテールが描かれていることが多いもようです。
しかし、アフリカでは1990年代から日本のアニメが放映されるようになり、それを視聴して育った世代が現れてきました。彼らは2010年代以降、しっせいに日本風のマンガを描き始めたようです。
この新しいトレンドはとても興味深いですね。なぜなら、どこであっても「漫画」は「マンガ」だから。描写が日本の「漫画」の影響を受けていたとしてもアフリカのマンガにはアフリカマンガ独自の魅力があり、世界中からも注目が集まっています。
「マンガ」が世界中にそれぞれの地域・国の文化をベースに広がっていくと良いですね。