久々の第4弾でっす。
珈琲のコクって苦みの強さとか味の濃さとかに思われがちですが本当は抽出液が持つ「粘性」なのです。もちろんそこには珈琲の持つ様々な味や酸味、苦みなども混然として存在しますが基本的にはマッタリしたとろみと言っても良いです。なかなか気づきにくいですけどね。他の飲料や食べ物の「コク」とはまた違います。
珈琲は奥が深いワン!
ちなみにこの漫画は下描きから仕上げまで全てiPadでしました。やっと漫画のデジタル制作にかかり始めました。
ベトナムはブラジルに次ぐ世界第2位の珈琲生産国ですが、フランスの植民地時代にアラビカ種を持ち込んだもののベトナムの気候風土に合わなくて栽培できず、代わりに渋みと苦みの強いカネフォラ種(ロブスタ)が主流となりました。ただベトナムで栽培したロブスタはブラックのままだととても飲めたものではなく、なんとか飲むために考えられたのが練乳を入れる方法。これが濃厚なベトナムの珈琲を飲むのにぴったりで以後ベトナムでは練乳を入れる飲み方が主流になりました。
最近は一般の珈琲チェーン店でもベトナム珈琲を提供するお店が増えてきてますので試してみては?