2017年1月25日(水)
ブラジルからアルゼンチンへの国境越えに4時間かかり懲りたので、さっさとチェックアウトして、8:30にプエルトイグアスのバスターミナルを出発するバスに乗った。
アルゼンチン出国審査とブラジル入国審査で降車する。
審査は「なくてもええんちゃう?」と思うほどあっさりなのだが、問題は次のバスがいつ来るか。
同じ色のバスとか言ってないで「とにかく来たバスに、バス代払って乗ろう!」と決めていた。
同じバスで国境を越えてきた韓国や中国の旅行者と、交流しながらバスを待つ。
韓国・中国の人達は同じ色のバスを待つと言うので、私達はお先に来たバスに乗った。
フォス・ド・イグアスのセントロに着いたのは、ブラジル時間10:30(アルゼンチン時間9:30)。
なんと1時間で着いちゃった!
行きは4時間帰りは1時間・・・やっぱりバス待ち時間が3時間だったんだ。
予想外に早く着いたので、そのままバス停に座って時間をつぶしていると、お菓子売りの男の人がやって来た。
お菓子はいらない、と言ったけど、ずーっと座っているので「どうした?」と聞いて来て、そのままモウトとサッカー談議。
私には、「ホンダ!」「ホンダ!」しか聞き取れないけど、楽しい暇つぶし時間だった。
そうこうしていると、止まったバスから、さっきの韓国人青年が降りてきた。
「両替したい」と言うので、モウトがお菓子売りのブラジル人から聞いて、場所を教えてあげていた。
昼になったので、お菓子売りと別れシュラスコを食べに。
焼きたてのお肉を持った店員さんがテーブルを回って、どんどん切り分けてくれるのだけど、私はお肉食べないひとなのです。
食べ放題の野菜料理をいっぱい食べだめ。
遠距離バスターミナルへ移動し、また、今夜乗るバスを待つ。
のんびりバスを待つのにも、慣れたわー。
夜行バスでも、モウトは通訳していました。
ブラジルは、英語がほとんど通じないので、結構お役にたつモウト。
日本時間1月25日 現地時間:悪魔ののどぶえ~シュラスコ 15769歩
2017年1月24日(火)
8:30にホテルを出て、アルゼンチン側イグアス国立公園へ。
入場料はペソの現金払いだけと聞いていたので、準備していた。
ところが、調べていたより値上がりしていて、少し足りない。
入り口にATMがあるのも調べていたので、あわてずATMへ。
ところが、ところが、ATM壊れてるや~ん!あわてるわ!
インフォメーションで「壊れてる!!」と訴えると、
「売店でなんか買って、釣銭をペソでもらえ。」と言う。
きっと、よくあることなんだろう。
入ってすぐ、ボートツアーの予約をする。
トレッキングを満喫した後、最後にボートで滝に迫ろうということで、15:20に予約。
5時間くらいあるので、くまなく歩き回ろう!
悪魔ののどぶえ展望台へのトレッキング、アッパー・トレイル、ロウワー・トレイルぜーんぶ歩きましたよ。
サブウェイでサンドイッチ食べてたら、アルゼンチン人の家族が一緒に写真を撮っていいか?とか言って来て、
なんか有名人のように写真をとられていたモウト。
日本人珍しいのかな?
そろそろボートツアーの時間になってきたので、乗り場へ向かっていたのだが、どうやら道を間違えたようで
ボート乗り場が現れない。
歩き回って足は疲れているのだが、走りましたよ!ハナグマ蹴散らして!!
なんとか間に合ったボートツアーは、滝に突っ込んだり、迫力満点!
水着で挑んでよかったわー。
同乗の韓国人おばちゃんたちが、「ヒュー!ヒュー―!!ヒューーー!!!」といちいち歓声を上げて、乗客全員のテンション盛り上げてくれました。
結局7時間くらい楽しんだイグアスの滝、これからどんな滝を見てもしょぼく感じるのかな。
日本時間1月24日 現地時間:バード・パーク~悪魔ののどぶえ 13606歩
2017年1月23日(月)
ブラジル側イグアスの滝とバード・パークを満喫した後、プエルト・イグアス(アルゼンチン)行きバス乗り場に着いたのが15:30。
明日は1日中、滝をアルゼンチン側から満喫するため、今日のうちにプエルト・イグアスのホテルへ移動しておく。
フォス・ド・イグアスとプエルト・イグアスは橋を渡るだけで近いのだが、出入国審査を受けなければならない。
日帰りならブラジル側の審査は任意だが、私達はアルゼンチンで2泊するので、橋を渡る前に出国審査、渡り終えて入国審査を受ける必要がある。
ガイドブックなどでは、国境を超えるのに2時間はみておくよう書いてある。
2時間かかったとして17:30、ブラジルはサマー・タイムなのでアルゼンチン時間では16:30、明るいうちに着いて街歩きでもするかな、と思っていた。ところが・・・
まず、バスが来ない。
でも、待つしかない。
やっと乗れたのが16:15。
ブラジル側イミグレーションに着いたのが16:50。
出国審査が必要な人だけ降ろして、バスは走り去った。
審査は簡単。
問題は、次のバスが来ないのだ。
いくら待っても、バスが来ない。
さっき乗った赤いバスが来たら、「バス代は先に払ってあるよ」という券を見せて乗れるのだが、水色や黄色のバスがたまーに来るだけ。
まだまだ暑い日差しの中、1時間半以上待って、やって来た水色バスに、バス代払って乗ることにした。
あっという間に国境の橋を渡って、入国審査。
今度は全員降りるので、バスは待っていてくれる。
でも、「全員そろいましたか?」なんて律儀ではなく、適当にそろったら、適当に出発する。
プエルト・イグアスのバスターミナルに、やーーーっと着いたのは、アルゼンチン時間18:30、ブラジル時間だと19:30。
なんと、4時間かかったのだ!
ほとんどが、バス待ち時間!
だめだ!日本の感覚捨てなきゃ!南米でバスに乗るっていうのはこういうことなんだ。
2泊したホテル・リリアンは、古いけどバスターミナル近くで便利。
ポルトガル語はあまり通じず、宿泊料はペソかレアルの現金払い。
朝食はコーヒーとパンのみと質素だが、なぜか焦げたクロワッサンがとても美味だった。
日本時間1月23日 現地時間:フォス・ド・イグアス バスターミナル~バードパーク 11549歩
2017年1月23日(月)
8:30にホテルを出て、9:30にはブラジル側イグアス国立公園に入場。
公園内を巡回するバスに乗り、ホテル・ダス・カタラタス前で降車。
ピンクの高級ホテル、「お世話になった駐在員マダームFさんは、ここ泊まったって言うたはったわ。」とモウト。
えー、ここ1泊分で、私達の泊まっているB&B10泊できますよ。
フォス・ド・イグアスに10泊しても行くとこないけど。
森の中のトレイルを歩くと、滝が見えてきた。
虹だー!テンション上がるーー!!
早々と写真撮りまくるけど、実は絶景はこれから、まだまだ、どんどん・・・。
ひゃ~っ!
うひゃ~~っ!!
どっひゃ~~~っ!!!
ルーズベルト夫人が、「かわいそうな私のナイアガラ」と言ったらしいけど、本当にすごい!世界一だわ。
ブラジル側のトレイルは2時間あれば歩けるコンパクトにまとまったもので、
終点で昼食食べて出口でお土産見ても、3時間くらいです。
でも、いろんな角度から景色が見られて、大満足のコースでした。
ピース・ボートで世界一周中という日本人の団体さんに会ったり、
サッカーのコーチとして日本に住んでいたというブラジル人おじさんに会ったり、
楽しい出会いもありました。
まだ、時間はあるので隣の「バード・パーク」へ。
年賀状に書いたトリにも会って来たよ。
他にもカラフルな鳥がいっぱい。
真夏の真昼だけど、木陰は涼し~い。
日本との違いを肌で感じます。
一休みして飲んだカイピリーニャのおいしかったこと。
口当たりいいけど、アルコール度数は結構高め。
昼間からほろ酔いでジャングルの女王様気分。
帰りのバスを待っていると、「日本人と一緒にピース・ボート乗っているうちに日本語上手になりました~」っていう中国人と韓国人の女性が話しかけてきて、さっき会った日本に住んでいたブラジル人おじさんもやって来て、
あと、シンガポールの人や、ブラジルって言ってもすっごく遠くから来たのって言う人や、いろいろごちゃまぜでコミュニケーション。
おもしろかった。
2017年1月22日(日)
午前9:30フォス・ド・イグアスに到着。
ここで1泊するのは「イグアス・セントラル・B&B」という安宿。
近距離バスターミナルから近く便利。
ダブルベッドと二段ベッドの部屋に二人で泊まりました。
子どものいる家族なんかが利用するのかな。
朝ご飯も、軽ーくパンとお菓子と果物と飲物セルフサービスって感じ。
ブラジルの朝ご飯って、基本こんなものみたい。
イグアスの滝は、明朝一番からがっつり行くことにして、きょうは、国境を越えてパラグアイへ行ってみることにした。
友情の橋を渡ると、そこはパラグアイのシウダー・デル・エステという町。
右がブラジル、左がパラグアイ。
橋のまん中に国境。緑がブラジル、赤がパラグアイ。
簡単な出入国審査で、パスポートにハンコ押してもらいました。
屋台やお店がいっぱいと聞いていたけど、きょうは日曜日で、きっちり閉まっていたー。
ブラジルもそうだけど、土日はきちんとお休みする習慣みたい。
帰りも徒歩で橋を渡る。右パラグアイ、左ブラジル。
国境をまたぐモウト。
雨のサン・パウロは寒いくらいだったけど、やっと夏らしい暑い1日でした。
夕食はモウトとピザ半分こ。それでも満腹通りこして「ぐるじ~~~」。
B&BのBreakfastは、果物しか食べられませんでした。
ブラジルに、意外とピザ屋が多いのは、イタリアからの移民もあったからかなあ。
日本時間1月22日 現地時間:下宿~フォス・ド・イグアス 近距離バスターミナル 9875歩
2017年1月21日(土)
午前中に案内してくれたのは、モウトの下宿近くの青果市場。
土曜は卸売りが休みで、地元の人相手の市場になる。
「新鮮で安いし、バス乗ってリュック背負って、買い出しに来るねん。」
留学して、語学力もそれなりに上達したが、予想外にメキメキと上がったのが料理の腕らしい。
和食とか野菜とか食べたかったら、自分で作るしかないもんね。
「一昨日行った公設市場に行くのは、ほとんど観光客、ま、京都で言うたら、錦市場やね。ここは、観光客は来いひん。下宿生で来るのもわたし位なもんやで。土曜はバス代も半額やし、お得。」
なんか、日本人留学生でも駐在員マダームでもなく、サン・パウロのおばちゃんの顔になってますよモウト。
じゃがいもやさんは、じゃがいもオンリー。
「今日すぐ食べる。とか言うたら、いい熟し加減のを渡してくれるし、ほんまおいしいね~ん。」
とマンゴーを買うモウト。
巻き寿司とおいなりさんを発見。
日系人のおじさんが、「マチガイナク、オイシイ!」というので食べてみた。
間違いありませんでした!
午後は、モウトの下宿訪問。
共有スペースが広くてきれい。
キッチンも共有だけど、広々。ここで腕を磨いているのね。
そのかわり個室は寝るスペースのみって感じ。
サン・パウロで、しっかり地道に生活しているのが分かって、ハハはうれしかったです。
夕立が小降りになったのを見計らって、長距離バスターミナルへ。
これから、モウトとイグアスの滝へ、5泊の旅。
そのうち2泊は夜行バスという、若者バックパッカーみたいなチープ旅。
でも、行きはAクラスの席なんで、微妙にリッチ。
さあ、16時間半のバス旅が始まります。
日本時間1月21日 現地時間:韓国人街~下宿 14023歩
2017年1月20日(金)
モウトおすすめの「州立ピナコテッカ美術館」は、威厳あるレンガ造りの建物がすてきです。
ところが、入ってみると1階は現代アート。
日本人アーチストの作品や、黒人文化をテーマにした作品も多く、多民族多人種が混ざり合ったブラジルらしさを感じました。
体験型のアートもあり。
へんなおじさんもあり。
おっぱいから水も出しちゃう。
2階は美術学校のお勉強的な作品展示で、わたしは1階の方がおもしろかったな。
美術館の向かいには、ハリーポッターにでてきそうな駅が。
美術館からは韓国人街がすぐ近く。
昼食は、モウトがお世話になった駐在員マダームFさんから教えてもらった韓国料理店へ。
一品注文すると、野菜のお惣菜がいっぱい出てくるので、野菜不足解消!とがんがん食べました。
まんぷく~。
その後、モウトのもう一つのおすすめ「大竹富江文化センター」へ。
ブラジルで成功した日本人アーチスト大竹富江さん。
モウトが以前来た時は、「大竹富江展」が開催されていたらしいけど、この日は「ガウディ展」。
サン・パウロでガウディ見てもなーということで、大竹富江作品が少し展示されているギャラリーを覗いて帰った。
少し見ただけだけど、是非、生涯を通した作品群を見たいなと思わせるインパクトがありました。
インパクトと言えば、ブラジル人って肉体がインパクトありすぎ!
アートがインパクトあるのも、納得できると言うか・・・。
日本時間1月20日 現地時間:リベルダージ~韓国人街 10114歩
2017年1月19日(木)
モウトの案内で、サン・パウロ観光。
「カテドラル・メトロポリターナ」とその前にある「警察美術館」へ。
観光と言っても、気楽に写真撮ってられないのが残念だけど、身の安全には代えられません。
さすがに教会の中で犯罪ないやろ。ほっこりできる。
「サン・ベント聖堂」の後、「公設市場」まで歩く。
住んでいる人たちの、活気が伝わる楽しい街歩きだが、坂道で結構疲れる。
友達のご両親がサンパウロに来られた時も案内したそうだが、歩き疲れて、その後のイグアスの滝旅行時、おとうさんホテルで寝たはったって。歩かせすぎやー。
市場で名物「バカリャウのパステウ」を食べ、「リベルダージ」へ。
ちょうちんのようなものや、鳥居のようなものがあり、日本食品などを売る店を覗いて歩く。
ちょっと入ってみよか~と立ち寄った「ブラジル日本移民資料館」が、すごーくよくて2時間くらいいたよ。
南米で日本語を教える先生の団体さんがいて、ベネズエラ人の先生と話しておもしろかった。
最後はサン・パウロ美術館。
展示の仕方がユニーク。
それにしてもよく歩いた。いきなり万歩計、過去最高になりました。
日本時間1月19日 現地時間:サン・パウロ ホテルチェックイン~リベルダージ 17922歩
飛行機で、日本からパリ約12時間、乗り継ぎ待ち約8時間、パリからサン・パウロ約12時間。
やっと着いたのは、現地時間2017年1月18日(水)午前9時。ちゃんとモウトが待っていてくれました。
空港でお金持ちの旅行者に目をつけ、ホテルへ移動中のタクシーを襲うという犯罪が多いと聞いていたのでドキドキ。
ところがモウトは、ローカルバスと地下鉄で、さくさくホテルまで案内してくれた。
ま、お金持ちには見えへんわな。
ホテルは地下鉄パライソ駅からすぐの「ポウサダ・ボニータ」。
ロケーションが良くて、安くて、快適でした。
スタッフはポルトガル語しか話せないのがちょっと不便かな。
シャワーの位置がブラジル人サイズで高すぎて、温度調節できなかった・・・。
近くのショッピングセンターで、ブラジル旅の友となる「ハワイアナス」のビーサンを買う。
暑い国ブラジルで、日系移民の草履が「え~や~ん」と着目され、名前はやっぱりおしゃれっぽく「ハワイや~ん」となったらしい。
ペタンコのビーチサンダルに見えるけど、丈夫で歩きやすい!すごく重宝しました。
モウトも履き続けて、こんな足になっていました。
日本時間1月18日 現地時間:パリ空港到着~サン・パウロホテルチェックイン 13638歩
10年前、「上海へ行きたい!」って本を描きました。
その時小学生だったモウトが、只今サンパウロ大学へ留学中。
今行かなきゃ一生行くことはないであろうブラジルへ、行ってきました。3週間。
一生忘れないように、書き留めておこうと思います。
出発は2017年1月17日(火)。
大雪が2日続いたので「駅までタクシーか?」「タクシーも動けないか?」と心配したけど、なんとか自分の足で駅までたどりつきました。すごい格好だけど。
午前6時、雪のK駅。
関空に着いてしまえば暖かいし、冬服は脱ぎ捨て、預け荷物に入れてしまう。
う~ん、旅慣れている、わたし。
ちなみにエールフランスの機内食。
意外と軽め。
エミレーツの方が「これでもか!」ってがんばっていた感じ。
パンとチーズがおいしい。
そうです、エール・フランスです。
ブラジルへ直行便はないのです。
わたしは、パリで乗り換えなくてはいけないのです。
パリは氷点下の真冬。
夜中の空港は、人も少なくてエアコンも弱くて、8時間待ちの間めっちゃ冷えてきました。
私以外みんなダウンコート着てるもの。
しかたなく、空港の端から端まで、何往復も歩き回りましたよ。
待ち時間だけで、万歩計7600歩超えた、思い出のシャルル・ド・ゴール。
日本時間1月17日 現地時間:家出発~パリ空港到着 6512歩