最近、わたしが家にいないことが多いので、父子3人で家事を分担してくれている。
きれいに干されている洗濯物を見て、わたしが
「誰が干してくれたん?」
と、モウトにたずねると、
「チチ。」
「えーっ、モウトのぶらじゃまで干さはったん??」
と聞くと、
「洗濯するんやったら、干すとこまでしいや!って、モウトが言うた。」
女子高生モウト、こーゆーんじゃないのね。
先月、台北でお世話になったルビーさん。
桜を見に、お友達と日本へ来られたので、今度は私たちがご案内。
京都市内の観光名所を回って来られたので、なんでもない桜並木だけど、人が少なくて大喜び。
デジカメとスマホを両手に持って、桜吹雪を何枚も撮ってはった。
亀岡牛ステーキのランチを一緒に食べて、トロッコ列車の乗り場まで送っていくと、
「台湾に来たときは、必ず必ず、連絡してくださいね。」
と、言ってくれはった。
台湾とか、中国とか、韓国とか、北朝鮮とか、日本とか、ややこしいこの頃だけど、
ほんのちょっと親切にしたり、してもらったりだけで、おたがい気持ちよくつきあえる。
それでいいんじゃないだろうか。
もお、ほんとに、ほんとに、感動!
先日、「文化財デジタル複製品展覧会 応挙からひもとく日本の美」で、見た長谷川等伯の「松林図」。
その時、等伯やその絵について、軽く解説を聞き、おもしろいなと思った。
そしてこの小説。
こんなに深く、時代、政治、美術界、そして一人一人の思いが交錯して作られていく流れに、圧倒された。
本物の松林図、いつか必ず見たい。
京都のお寺もたくさん出てくるので、そちらも訪れたい。
でも、あんまり読むのに没頭して、また、肩がコリコリ・・・。
与論島ちびっこキャンプに、ジュニアボランティアで参加していたモウト。
航空チケットを1日間違えて買っていたので、みんなが全国に帰っていく日はまだ沖縄泊。
その1日は、結局、旅行社の人を手伝って、那覇空港で帰って行くちびっこ達のお世話をしていたらしい。
そのかわり、旅行社のおじさん2人が、夕食をおごってくれて、タクシーで宿泊先まで送ってくれた。
「あー、みんな無事帰たし、仕事終わった、おつかれさん。」
と、居酒屋で乾杯するおじさん達と交流して、
「ブラジルのオリンピックツアーの時は、通訳として来てって、言われたわあ。」
と、ちゃっかり仕事までとってくるモウト。
「名刺ももろた。」
ヨロンでボランティアの次は、ブラジルで仕事だあ。