通販の梱包材に、繭のような形をしたふわふわが入っていた。
これ、使える!びっくりに。
やられたら、やり返す。
ゆだんしていたら・・・
急いでいる時に
もおっ!きしょくわるっ!
そしてチチにまで、悪の手は伸びる。
と、期待していたら・・・
なんの違和感もなく座っている。
ふわふわ・・・ぺしゃんこ。
THE END
きのうのクリスマス、モウトは補習で学校へ。
わたしは、実家へ。
おうちには、チチとアーニーふたりっきり。
「お昼ご飯は、『父と息子のメリクリおしゃれらーんち』!!」
と雰囲気盛り上げて、残り物を並べて出かけた。
帰宅して、
「いかがでしたか?父と息子のメリクリおしゃれランチは。」
と聞くと、チチは、
「砂を噛むような・・・。
何年かして、僕が退職して、アーニーが職なくてずっと家にいたら、こんなんかなあと思うと、どうしよう。」
と、不幸な妄想を膨らませていた。
アーニーの感想は、
「こぉさん(たらこ)が、なかなか上品なお味で、よろしゅうございましたよ。」
子供が大きくなると、クリスマスって、影薄い。
去年は、中3&高3のW受験生で、クリスマスはくるしみます・・・みたいな。
今年は、晴れて高校生&大学生になったのだから、ハイティーンにふさわしく、ろまんちっくなクリスマスを過ごすのか?
と思っていたら、
「22日で2学期終わったけど、24、25、26と補習で登校や!」
と、モウトはおにぎり持って学校へ。
「塾バイト、冬期講習始まるんで、24日は朝から夜まで9時間、数学先生や!」
と、アーニーもおにぎり持ってバイトへ。
(彼は、自分が受験生の時も、こんなに長時間勉強したことなかったのに・・・)
いやー、みなさん大変ですねえ。
せめてものハハの気持ちで、おにぎりは、お赤飯おにぎり。
クリスマスカラーで、愛を表現してみました。
(うそっ!冷蔵庫の隅に、残ってた小豆を見つけただけ。)
「中国語スキルアップのために、中国語でブログ書くぞっ!」
と、チチが目をきらきらさせて宣言したのは、夏。
わたしと違い、何事も一生懸命!上昇志向!のチチ
一生懸命中国語を勉強し、一生懸命ブログに取り組む姿は、まぶしい。
そして、今・・・。
一生懸命すぎて、息切れ状態。
やめたらええやん・・・も、できないヒト。
「蔵」で、ノックアウトされてから、「鬼龍院花子の生涯」「陽暉楼」など、宮尾登美子作品を読んだ。
そして、今更だが、数年前に大河ドラマでヒットしていた(が、わたしは見たことない)「篤姫」。
すごいわー。
本だから、理解できないところは何度も戻りながら、読み進められて、感動したわー。
でも、本読んだからこそ、ドラマも見たくなったわー。
見たい、見たい、見たいわー。
実際の篤姫は、体格のいい人で、西郷さんと同じ出身地が納得という顔つき。
そして和宮は身長140㎝あまりと小柄で、雛人形みたいな人。
宮崎あおいと堀北真希は、どんな篤姫と和宮なんだろう。
宮尾登美子作品を読むと、肩こりばんばんになるのだけれど、それほど力一杯のめりこませる文章なのだろう。
次に描く仏像は、「神護寺」の薬師如来。
神護寺は、紅葉でちょー有名な高尾にある。
紅葉の季節は、きっと人いっぱい車いっぱいで、お休み処が軒を連ね、にぎやかな事だっただろう。
昨日は、お店も閉まり、お寺本来の神聖な雰囲気の中、すばらしい薬師如来と対面した。
先日買った、歩人館のエナメル使いタウンシューズで、またまた、こんな山道歩き回る。
谷底に向かってかわらけ投げ。
ここが、京都市右京区とは信じられない山奥です。
モウトはサッカーを見るのが好き。
サッカー選手って、試合後のインタビューで、答える前に
「そーっすねーーー。」
って言うのは、なぜ?
絶対、必ず、全員、言うよ。
あれ、サッカーのルールなん?と思うくらい言うよ。
気になりだすと、すごい気になる、そーっすねー。
「なんでやと思う?」
と聞いてみると、
もうええわ。
「『アントキノ イノチ』っていう映画、やってるやんかあ。」
と、モウト。
うん、うん。
感動、きゅん、ラブ系みたいな。
女子高生が好きそうな。
「あれ、プロレスの映画やと思てたわあ。」
・・・・・はあ?
「『アントニオ イノキ』て読んでた。」
おしいっ!
きゅん・ラブ系、猪木は、ちょい苦しい。
次は、鞍馬寺の毘沙門天立像を、描く。
ところがこの毘沙門さんのいはる霊宝殿は、12月12日~2月末日の間休館ということに気付く。
「紅葉の季節、観光客多いやろなあ。」
と思いつつも、あわてて、晩秋の鞍馬へ。
叡電鞍馬駅から、すぐの鞍馬寺仁王門。
ケーブルカーもあるが、わたしは九十九折(つづらおり)の参道を歩く。
途中、由岐神社など見所もいっぱい。
金堂への階段。
よそから来た人が、
「どうして京都の紅葉は、こんなに真っ赤なのかしら?」
と言ってはったけど、そうなのか。よその紅葉はこんなに赤くないのか。
と反対に発見。
金堂前にある「経塚蓋石」、パワースポットらしい。
鞍馬寺は、狛犬ではなく、あうんの虎。
霊宝殿で毘沙門天をじっくり拝ませていただいた後、引き返さず、もっと奥へ行ってみることにした。
ここからは、本格的な山道。
鬱蒼と茂る木々に神聖な霊気を感じ、険しい山道に修行のお山であることを納得する。
貴船側から登って来られる方は、かなりの覚悟が必要。
せっかくなので、貴船神社にも立ち寄る。
貴船は、「気生嶺」「気生根」からの名前らしく、ご神木の桂の木も、気を生じているかんじ。
神社から貴船駅まで約2㎞の道路も、紅葉がきれい。
仏像拝観のつもりが、ハードな登山になったけど、お山の気は十分いただいた気がする。
叡電「二の瀬」「市原」間の「紅葉のトンネル」は最高!必見!