「五味太郎展」を見に、滋賀県立近代美術館へ行く電車で、ずっと読んでいた。
琵琶湖が舞台の小説を、琵琶湖が見える場所で読み始めるとは、奇遇。
そんなこともあってか、そんなことなくてもやっぱりか、万城目さん、最高！
前作のかのこちゃんは、ちょっと・・・だったので、今回は期待していた。
期待通り！単純に、おもしろい！！
主人公が「意味わからん」と言う「奇面組」が分かってしまって、
「万城目さんは、ジャンプ派かなー」とか、変な味わい方をしてしまうほど、堪能した。
絵本の原画展、多いです。
流行もあるけど。
確かに絵本は、なかなか高品質なアートでもある。
五味太郎さんは、ぺたっとした感じで、好きなタイプじゃなかった。
でも、原画見て、びっくり。
線や色や形が、すごく温かくて生き生きしていた。
印刷された絵本より、ずっといい。
すてきな絵本の時間でした。
モウトは、高校で「国際文化系統」というコース。
２年生で「国際系」と「文化系」に分かれる。
モウトは、入学する前から、英語が好きだから「国際系」に決めていた。
１年生の夏、１泊の合宿で、
国際系生徒のための、英語しかしゃべったらあかん「英語集中合宿」と、
文科系生徒のための、「仁和寺合宿」がある。
モウトは、迷わず、「仁和寺いく～～～！」。
なんや、それ。
あしたは、仁和寺でお泊りのモウトさん。
ま、貴重な体験やな。
島田ゆかさんの絵本は、細かくて、いっぱい描きこまれた物を、「あっ！」と発見するのが楽しい。
原画は、絵本より少し大きいだけで、めちゃくちゃ細い線で、めちゃくちゃ丁寧に描かれていた。
さすが、プロの仕事。
インタビューの映像とかも、じっくり見ていたら、会場に２時間以上いました。
この夏、オーストラリアでホームステイを体験するプログラムに参加するモウト。
ちゃっちゃと説明会に参加し、ちゃくちゃくと準備している。
あちらは、今、冬。
「猛暑」とか「節電」とか言われている日本で、毛糸のセーターやダウンコート出してきて。
日本紹介で浴衣着るから、着付けの練習したり。
夏なんだか冬なんだか、あー、もう、わけわからん夏休み。
7/14～20、チチは、またまた中国へ行っていた。
帰国の日、関西は大型の台風が上陸するということで、関空着の飛行機が予定通り飛ぶかどうか、心配していた。
一番心配していたのは、モウト。
「チチ、帰りの便、大丈夫かなあ・・・。
わたし、今週末に、荷造りしてしまいたいんやけど。
マカオ君、はよ、帰ってきて欲しいんやけど。」
チチと入れ違いで、オーストラリアホームスティに、行くモウト。
心配していたのは、スーツケースのマカオ君のことだった。
台風って、風雨が強い時と、弱まる時と、交互に繰り返しながら、だんだん強烈になって近づいてくるんやなあ
という話をしながら、晩御飯をを食べていた。
「そう、そう、陣痛みたいになっ！」
と、わたしが発した一言に、アーニーもモウトも、アゼン・・・。
「このメンツで、その例えは、わかりにく過ぎる～！」
と、アーニー。
最近、みんな食事時間ばらばらで、ひさしぶりに、3人そろっての夕食なのに、不適切な発言でしたか。
チチは、今日、ちゅうごくから帰ってくる予定。
昼間、買い物に出て、帰ってきたら汗びっしょりで、毎日シャワーを浴びていた。
きょうは、台風の影響で、久しぶりに汗しない。
でも、風が強くて、傘が役に立たず、結局びしょびしょ。
高校と大学が休講になるのは、「暴風警報」発令時だけ。
雨の中、彼らは登校した。
無事、お帰りください。
アーニー、カラオケから帰ってきたのは、午前2時。
「Ｈ君が、なかなか帰してくれなくってさ。」
と言い訳をして、風呂にも入らず、臭いままぶっ倒れて・・・現在に至る。
ヤロー4人で、5時間も6時間もカラオケして、睡眠もきっちりとる・・・って、
リアルに充実した、大学生生活なのか？
ま、青春だな。
でも、風呂には、入って欲しい。
京都祇園祭の、今日は宵山、コンチキチン。
夕方から、浴衣姿の若い男女を、多数見かけた。
アーニーは、今日も塾のバイトで、夕方まで中高生を教えている。
「かわいい浴衣姿の生徒から、『アーニーせんせいっ、塾が終わったら、一緒に宵山行きましょっ』って誘われたら、どーするう？」
と聞くと、
「きょうの生徒は、男子高校生ばっかりやし。」
との、さみしい答え。
そして、塾の後、保育所からの付き合いの友人達に誘われて、彼は今、カラオケ行きました。
京都祇園祭、宵山のあま～い夜に、ヤローばかりでカラオケ・・・・・コンチキチン♪
アーニーが持ち帰った大学生新聞。
特集記事は、「リア充」。
バーチャルなゲームの世界ではなく、リアルな生活が充実していること・・・と、思っていたら、
そこから変化して、今のわかものは、「恋人がいること」を「リア充」って言うんだって。
「友達が多い」「忙しい」も「リア充」の条件だそうな。
なんか、「スローライフ」とか、「がんばらない」の方が、今の感じするんだけど。
自他共に認める「リア充」なＨ君の1日。
13：00起床・・・って、1日の前半終わってますけど。
学校で、学部祭の会議忙しそうだけど、授業はなくてよいのか？
1：30～ゲーム・マージャンして5：00就寝・・・こんなにゲームしなくちゃ、充実しませんか。
非リア充代表のＹ君の1日。
11：00起床・・・大学生は、そうなのね。
19：00～趣味の時間で4：00就寝・・・それだけ趣味に没頭できれば、充実じゃないのか？
ま、Ｈ君には彼女がいて、Ｙ君には彼女がいない、と、そういうことらしい。
青春だ。