どこかの だれか

ちきゅうのどこかの だれかさんの あんなこと こんなこと

蔵   宮尾登美子

2011-10-26 | ほん




すごい!すごい!すごい!
読み始めたら、止まらない!
明治から昭和にかけて、日本酒の蔵元に生まれた、目を患うひとり娘、烈を中心とした物語。
でも、本当は、登場する全ての女性の物語だと思う。
女の人が、自ら人生を決められなかった時代。
それでも、心の中にはいろんな思いや葛藤があり、それなりに自力で運命を切り開いていたのだろう。
実は、明治生まれの祖母も、造り酒屋のお嬢。
この小説の感想、聞いてみたかったな。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿