図書館で、表紙が美しかったので借りてみた、「金閣寺の燃やし方」酒井順子。
昭和25年に実際あった事件と、
それを下敷きに書かれた三島由紀夫の「金閣寺」と水上勉の「金閣炎上」を
比較した評論。
「金閣寺」も「金閣炎上」も読んだことないのに、夢中で読んだ。
そして、「金閣寺」「金閣炎上」2冊連続で読んだ。
すごい!
全然違う!
金閣寺行く修学旅行生は、必ず読んでから来てほしい!
絶対、感じ方が変わる、金閣寺の。
・・・と言うわたし、京都に生まれ育って、未だ金閣寺行ったことがない。
行こう!観光客少ない時期に。
酷暑の今日この頃も、京都は観光客いっぱいだけど。
金閣寺のお隣の大学に通い、
金閣寺の拝観者相手のお好み焼き屋でバイトするアーニーも、
ぜひ、読んで行ってほしい。
犯人と同年齢の今。
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