小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
(リンクはご自由にどうぞ。ただし転載はご遠慮ください。)

感謝とパワー

2004年11月19日 01時06分59秒 | 新潟県中越大震災・地震
保育園の先生から連絡帳にお返事いただきました。

「おかあさんから離れてからおんぶしたところ、
すぐに落ち着いて涙も止まりました。
おやつの頃には笑顔も出て、それから不安そうな感じもなく過ごしました。
まだまだ地震からの不安があるようですね。
じっくりと関わっていきたいと思います」
と。

ありがとうございました!

実は今日あたし、精神科の先生に電話相談したんだよね(^^ゞ
このブログを毎日見てくださってる方のご紹介なんです。ありがとうございました!<Kさん この場をお借りして御礼申し上げます!
先生は「もし可能であればお子さんがいちばん安心するという形をとったほうがいいでしょうけど、おかあさん自身もこころのケアが必要かもしれませんね。」とおっしゃいました。

こころのケアなら福山くん来て来て♪<違

チビはね お迎えに行ったときも すごくイキイキしておりました。
一刻も早く楽しみにしていたDVDを見ようと 家路を急いでいました。

今日は余震も落ち着いてたしね。
このまま もう余震バイバイになればいいね!

たくさんの方々に支えられながら
あたしたち家族は幸せに暮らすことが出来ています。
感謝という概念の大切さを ひしひしと感じてます。

このブログを読んでくださっているみなさまにも。
ありがとうございます。心をこめて・・・。

泣いたりしないで

2004年11月19日 00時37分50秒 | 新潟県中越大震災・地震
「ガスきた?」が保育園のおかあさんたちの間で挨拶のようになった。
国道の向こう側まできてるのに、こっちにはこない。
○○さんとこはきたみたいよ?
え~~?じゃーうちはいつ?
水が管の中に入ってそれが抜けないことには使えないという噂はきいていたのだけど
どこがその状態になってるのか?
もう~~ 気になる気になる。

「昨日ガス屋さんに電話したんだけどね、いつからって教えてくれないんだ。」
とお隣の奥さんが言っていた。
他県から応援にかけつけてくださった災害支援隊の方が工事をするので
なかなか細かいところまで把握できないのだろう。
私たち主婦連は
「もうガスないの慣れたよね」
と言って笑い飛ばした。

やっぱ女は強いわぁ~。

子供の登校時にはグループにひとり大人が付き添うことが決定したのだが
その話をしているときに
「うちなんて赤紙だよ~~♪」とやたら明るい人がいた。
赤紙というのは家屋の危険度判定で「危険(その家屋には立ち寄らないこと)」と判定されてある家屋のこと。
木造の家屋は赤か黄色(要注意)が多い。

そして彼女は明るく言った。
「体育館で避難生活してたけど、みんなゲロ熱したよ~~♪」
嘔吐 発熱系の風邪が流行ったらしい。あ~~さぞかしストレスだったろうに・・・。

しかし、たくましいや~~。
彼女の話聞いてると、なんかすごい元気出てきた。

親しい友達に「ひさしぶり~~!どう?どう?」って声をかけたときにも
「ホーカイ!!カテーホーカイ!!(笑)」と笑ってた。
こんなときには やはり衝突も多くなるのはどの家庭でも同じ・・ってことで
誰にきいても
「家より先にカテーホーカイ♪♪」
と サバサバと笑ってるのだと言う。

そして誰もが言う。
【笑ってないとやってらんねーよ】

そうだよな。
ほんとそうだよ。

どっぷり鬱に入って泣いてみたいもんだぜ。
でもね~
鬱になってる暇ないんだよね(笑)

あたしさー
新体育館でボブサップにぎゅぅぅぅぅ!って抱き締めて欲しかったよぉ~(^^ゞ
あ~ん もう!なんでもがんばっちゃう!!って思うわよ~~。

この一ヶ月好きな音楽もろくに聴けなくて、ラジオから流れてくる音楽が
ほんと心に染み入るんだよね。

NHKの8:15には福山くんの「泣いたりしないで」が聴けるかな?って
8時ごろには意識してるんだけど
ついつい忙しくて気がついたら8時18分とかになってて<クチョー
それの繰り返しさ。
「泣いたりしないでこっちへおいでよ~~♪」
イクイクイク!!!!(^^ゞ

NHKの「わかば」って阪神大震災で傷ついた家族の心の「再生」をテーマにしてるんだよね。
見たいんだけど、いつも子供が「いないいないばぁ!」とか見てるからみれへん(T0T)

同じNHKの連続テレビ小説で「こころ」という作品が去年放映されたんだけど、小千谷が舞台だったんだよね。
美しい山古志や片貝の世界一でかい花火などがお茶の間に紹介されたんだ。
子役の名前は優太くん。あの皆川優太くんと同じ名前。

雪が降る前にパワーを貯めておかなくちゃね!
春が待ち遠しいね。
チューリップ今から植えても遅くないかな?

3歩すすんで2歩さがる?

2004年11月18日 11時29分48秒 | 新潟県中越大震災・地震
火曜水曜と元気に登園したチビだが、今朝また小さな声で「ママがいい」と大粒の涙を流した。
ただ、今日は月曜のときの頑なな態度とは違って 葛藤してる様子が伺えた。
保育園いかなくちゃなんだろうな、でもボクがゴネたら家でママといっしょにいられそうだな、という私の心のスキを狙っている感じがした。
楽しい話題で盛り上げようとするが、「また(登園拒否)だよ・・・・」って心でため息をついたのがいけなかった。
気持ちが後退しているのを自覚した。
「帰ったらおやつ買いにいこっか!」
「お誕生日プレゼントのおもちゃ見に行こうね!」
「今日ママのおともだちがビデオ送ってくれるんだって!よかったねぇ~」などと何かで釣ろうとするが
「ママがいい・・・」としがみついてきてボロボロと泣いている。

不憫に思って一瞬私は素になってしまい、3秒くらい沈黙して一点を見つめてしまった。
抱いたままなので顔は見られてないがこの3秒のあいだにチビは「ゴリ押しすればイケる!」
と思ったに違いない。

あ~~だめだだめだ!気持ちを切り替えなくては!
焦る。
時間がないのが更に追いうちをかける。

「もう~~はやくいこうよ!時間ないよ!」

(o ̄∇ ̄)o!!
言っちゃいけないのに言っちゃった。
「はやく」とせかしたりしちゃーいけないのはわかってる。
強い口調もダメダーメ。
でも言っちゃった。
イライラをストレートに伝えてしもた(T0T)

またまた焦る。

そうだ!選択肢を作らなければいいんだ!

こっちもゴリ押し。
保育園の制服の袖に手を通させようとすると指がピタッと止まるチビ。<拒否
「はい!水筒持って~帽子かぶって~ ゴミ収集車くるよ~~いそげいそげ~~!!」
しぶしぶ袖を通すチビに余裕を与えず、かばんだの水筒だのを頭からどんどんかけていく。
プチプチとヒーターやテレビや電気をせわしなく消して、忙しさを演出w

年長のおにーちゃんが
「じしんこわくないよ。ちゃんとせんせいがいるからね」
と口走る。
あわわわわわ。
地震という言葉は避けてるんだよ~~~あっさり言うなよ、逆効果だよ~~( ̄ー ̄;
でも親切で言ってるおにーちゃんにそれも言えず(苦笑)

腰をあげたチビ。
歩く気力は残ってるようだ。
おにーちゃんと何かしらで盛り上がってゲラゲラ笑ってる声も聞こえた。
「よーーいどん!」車まで笑いながら走っていくチビ。
よしよしその調子!

園に着いた。
抱っこおんぶをせがまずひとりで部屋に入って行ったが、
そこで表情は一転して ママがいい~~~と抱きついてきた。

ん~~どうしよう。
またまた様子を見ていたのだが、ぶぅ~~とした顔をしつつも担任の先生に促されて
自分の制服をフックにかけたり 連絡帳を出す準備などはしている。

そのまま逃げるように帰るのはいかんだろなぁ と思って
顔を見て「バイバイ」って言ったら
また「うわぁぁぁん!」と泣いてしまった。

「先生どうしましょう?」
「うんうん 大丈夫っぽいから・・・^^様子を見てそれでどうしてもダメってことになったら連絡しますから」と先生。
あかんぼのように泣いてるチビの声をききながら、「お願いします」と頭を下げ、私は園をあとにした。
車の中でぼろっと涙が出た。

あんなふうにして引き離してもよかったんだろうか?
仕事なんてあとまわしにしたってよくないか?
ママがいい っていうんだから 連れて帰るべきだったのか?
自問自答。

園から連絡はないのでおそらく機嫌をなおしてみんなと遊んでるとおもわれる。

宅配便がいくつも送られてきた。
ビデオデッキにチビの好きなDVDソフトに林檎一箱。
どれも災害見舞いだ。

DVDにメッセージが添えられていた。
「チビちゃんへ じしんにまけるな!ゆきにもまけるな!みんなでちからをあわせてがんばってね!おうえんしてるよ!」

こらえていた涙が堰を切ったように流れでた。
今にも雨が降りそうな空。
空より先に雨降らしちゃったよ。

人生ワンツーパンチだねぇ。
汗かきべそかき歩こっか(^^ゞ

そんな話すんなよ(T0T)

2004年11月17日 13時10分09秒 | 新潟県中越大震災・地震
さっき旦那からメールがあった。
「越路の小学生が10/23の地震予言したらしいよ。で、その子が言うには今日明日あたりにでかいのが来るって言ってるみたい。うさんくさいけど注意して(^^ゞ」

けっ!
なにをいうとんじゃ!!
そんなんインチキに決まってるやんけ。

フンッと鼻で笑いたいのに なんかひきつる。
ドキドキしてしまう。

細木数子よ どうおもう?
こういうときこそズバリ言ってくれぇぇ!

どわぁぁぁ!
やたら気になる・・・・・・・・・ソワソワソワ

今日に限って旦那は帰りが遅い。
私が子供を風呂に連れていかねばならぬ。

こんにゃろ~~不安材料だけまいといてそりゃーねーよ。

ヘリコプターよ!うるさいよ。
やたら飛ぶな!
うわーーん!
なんでもいいからでかい声で叫びたい(笑)
あ~~~おしっこもれそう(^^ゞ

チビにPTSD(外傷後ストレス障害)の症状が。

2004年11月15日 11時28分51秒 | 新潟県中越大震災・地震
「ぼくママといる。じしんこわい」
今朝チビがまた保育園に行くのを嫌がった。
土日はさんだり GW明けなどはこういうことはよくあることだが
今回はただの甘えではない。
PTSDの兆候なのだ。

時間もなかったのでなんとか説得して保育園まで行くが
おんぶをせがみくっついたまま離れようとせず表情は硬いまま。

普段ならこういうときは、先生に預けるときに抱っこしてもらって足早に帰るのだが
今日はそれをしてはいけないと思った。
今がすごく大事なんだと思った。

しばらく様子を見るつもりで 私もいっしょになって絵本を読んだりして遊んでやったのだが
「ママまたお迎えにきてあげるからね!きょうのおべんとうなにかな?いいなぁ~~」というと
「いやだぁ!ママといっしょがいい!」とやっぱり泣いてひっついてくる。

そのうちおやつの時間になってしまった。
小さなドーナツふたつが配られる。
くいしんぼうのチビがドーナツには全く関心を示さず 
涙を流しながら 私がいつ帰るんだろう?と不安がっている。

そのときドンと音がして揺れた。
また余震がきたのだ。
保育士さんふたりと私が園児を抱え込む。
もう慣れっこになっていて だれも泣いたり怖がったりしない。
揺れがおさまると何事もなかったかのように 椅子に戻りおやつを楽しみに待っているほかの子供たち。

なんだか孤独感や焦燥感がワッとでてきた。
私自身泣きたくなった。

チビを連れて帰ることにした。
「ママといっしょにいたい」と泣いてるんだから一緒にいてやらなくては。
「よーし!保育園のお弁当よりおいしいランチを食べよっか!!」
強がってみせた。

強がってないと潰れそうだよ。
ひとりになれなくて泣く場所もない。

洗濯も掃除もやる気がしない。
あたしも病気か??

チビが朝少し咳をしていた。
すぐに薬を飲ませた。
今喘息が悪化したら小千谷病院には入院できない。
これ以上悪化させることはできない。

地震でビデオデッキが壊れてしまってチビは好きな漫画が見られなくて退屈そう。
あたしもこのストレスをなんとかしなければ悪循環になってしまう。

ぼちぼちやろう。
あまりがんばらないで。
とにかく今はチビに関わってやろう。

そういやー化粧してないな~!

2004年11月15日 00時54分08秒 | 新潟県中越大震災・地震
今日ひさしぶりにじっくり鏡を見た。
ぎゃー!
眉がボーボー\( ~∇~)/
3週間手入れしないとこんなになるのか!
しまった!写真撮っておけばよかった(^^ゞ

女ってさー
眉抜いてるとことか剃ってるとこって人に見られたくないもんだよね。

そういえば、テント生活してた人が
洗濯ものを干す場所に困るって言ってた。

プライバシーのない避難所での生活。
みんなどうしてたんだろう?
そしてそのストレスの発散方法は?

こっりゃー詳しく聞きたい(笑)

嵐の前の静けさ

2004年11月13日 16時11分40秒 | 新潟県中越大震災・地震
今怖いものがふたつあります。

雪2ひとつは【雪】

どれくらい降るの?とよく聞かれるけど
降るときはバカスカ降ります。
1-2日雪かきしないとこんなふうに車が出られなくなることもあります。

ただし・・
消雪パイプがあってこの状態なのです。


消雪パイプ消雪パイプとは、道路に埋めた鉄管にあたたかい地下水を流して路面に散水し雪を溶かすというもので、
豪雪地帯にはかかせない これはまさに冬場のライフラインです。

この消雪パイプの被害は把握できないほどにひどいといっています。
市で管理しているパイプでさえそうなのだから
町内で管理しているパイプなんて 修理が間に合わないよ。
だから町内会費を早く徴収しようとしてたのかなぁ。
一体いくら負担しなければいけないんだろう。
でも、きっとそれさえわからない状況なんだろうな。

ここ・・どうなるの?
孤立しちゃうの?
灯油も食料も買いに行けなくなるの?
車が入れないことには救援物資だって持ってきてもらえないよ。
地震直後、主要道路が寸断されて軽四で山道から逃げたけど、雪が降ったら通れる道なくなるよ。
山の近くではゆるくなったところが雪崩れのように崩れるだろうし。
道幅も狭く狭くなってほんとに危険だよ。

雪が降ると建物が倒壊することばかりに目が向きがちだけど
交通障害でなにもかも麻痺するのが怖いんだ。
小千谷川口地区は道路の損壊が激しすぎ。除雪車入ってこられるの?無理だろうな。
川口の段差になった道路には砂利を入れる応急処置をしたけれど、除雪車は舗装道路しか走れないし。

「豪雪対策手つかず」ってことは「避難勧告」につながるの?
嵐の前の静けさのようで毎日落ち着かない。

もうひとつ怖いのは【インフルエンザ】
お隣の群馬では学級閉鎖が相次いでいて 弱っている新潟県民を直撃しそう。
子供たちが通っている学校や保育園が避難場所になっているというのも心配の要因。

去年までは「罹患したらすぐに病院行って薬もらえばいいや・・」なんて悠長なこと言ってたけど今年は違う。
脳炎はやっぱり怖いし病院に行く足がないかもしれないもの。

お見舞い金を予防接種の費用にあてさせていただこうかな。
早め早めに予防しないと魔の手に負けちゃう!

ライフライン情報を詳細に知りたい

2004年11月12日 22時55分00秒 | 新潟県中越大震災・地震
ガスってどうなってるの?
7日に復旧っていってたよね?
こないよ?

なんでこないの?
10日に延びるんじゃないかな?ってなんとなく思ってたんだけど
でも10日になってもこないよ??
HPも見たよ。
でも、なにも更新されてない。

メドがたたないならはっきり知らせていただきたい。
ライフラインが復旧すると思ったから小千谷に帰ってきたんだよ?

余震で工事が振り出しに戻るのはわかります。
でもさ
大体のメドってわかるんじゃないかな?
今週中には、とか
今月中には、とか
年内無理とか。

東小千谷はガス通ったところもあるんだよね?
西のどの地区で滞っているのか
どれくらい待たなければならないのか
大体でいいから知らせていただきたいんです。

一週間経ったので、
しびれきらした我が家は、プロパンガス&プロパン用のガステーブルを借りてきちゃいました。

それで久しぶりにカレー作ったよ。
カレーっておいしいよね。
コンロふたつ使えて嬉しい。
甘口と辛口。鍋ふたつ。

カレーって二日目がおいしいから
明日がまた楽しみだよ。

子供のサインを見逃さないで

2004年11月12日 22時25分00秒 | 新潟県中越大震災・地震
昨日、あのあとチビに謝った。
「ママさっきは怒ってごめんね!」
チビは口をへの字にして我慢していたが、顔をグシャグシャに崩して「ぶわぁぁぁぁん!!」と泣きじゃくって抱きついてきた。
我慢させてごめんね。かまってほしかったんだよね。
抱き締めてヨシヨシしたあと「いっしょにあそぼ!」というと「ウン!」と言って機嫌をなおし、それからはどんどん表情が明るくなっていった。
「ボク明日保育園に行く!」と自分から言い出し、今日は元気に登園した。

昨日も震度3くらいの余震があったので「怖がるかな?また登園拒否するかな?」と心配したけど、
さほどビクつく様子もなく、朝もニコニコして「行ってきまーす」が言えた。

地震後初めての保育園。
どう過ごしたのだろう?
お帳面には「「お友達と楽しそうにままごとをしていました」と書いてあった。
チビはおとうさん役だったらしい。
ブロックをたばこに見立ててスパーと吸う真似をして、保育士さんを笑わせた。

しかし、今日、チビは園でお昼寝のときにおもらしをしたようだ。
こんなことは初めてだ。
退行現象なのかただのおもらしなのかはわからない。
でもこれは重要なサインだと受け止めなければ!と思った。

夜寝るときにはチビとはぴったり頬をつけて添寝するようにしている。
家族全員が同じ時刻に布団に入って 今日あったことを話す。
地震の話もするけど、それ以外の楽しい話もする。
みんなで「おやすみ」と言い合って、安心して寝よう。

大丈夫だよ。ちゃんと守ってあげるから。

はーーーー!!すっきり!

2004年11月11日 12時24分00秒 | 新潟県中越大震災・地震
泣いたら楽になった。
午後はチビにごめんなさいして
いーーっぱい遊んだる。

イチャイチャしてブチュブチュ チューしたるぅぅぅ!

ガスはないけどチビの好きなグラタンならオーブンレンジで作れるぜ。
ほうれんそう原信で258円。高いけど買っちゃったぜ。

掃除はしない。
今日はチビと遊ぶ日にする!

おりゃおりゃ!
オヤジママにかかってこーーい!

わかってるのに。

2004年11月11日 11時57分00秒 | 新潟県中越大震災・地震
布団で寝ていたときのこと。
自分の鼓動がドクドクいってるだけなのに、それを地震の揺れだと思い違いしてしまった。

やばいよ。完璧病気だよ。

今日からチビを保育園に預けるつもりだったのに
「ママがいい」と泣いて登園拒否。
なんだかんだ理由をつけては私と居たがる。
ずっと元気で明るかったチビも疲れやストレスがたまってきたのだろう。
きっと3日前の余震のときに ひとりきりでいたことが原因。
チビはちょうど車を降りて自宅までターッと走っていったときに
あの強い揺れがきた。
「ママー!!!」と泣いて駆け戻ってきたチビ。
保育園ではママはいない。
それは不安だよね。
しばらくはダメかな。

子どもの気持ちはよくわかっているのにイライラする。
わかっているのにそれとは裏腹に口調が強くなる。
やらなければならないことは山積み。
なのにいつまでたってもひとりきりになれなくて。

ごめんね。
チビに当たってしまう自分が自己嫌悪。

気が張っていたのに 糸が切れちゃったようだよ。

あとで疲れがどっと出るというのはこのことだったのか。

天気のせいもあるだろうな。
やっぱり晴天と曇りじゃ気分が違う。

気持ちを切り替えなければ!

泣いてる場合じゃない。
いや、ちょっとだけ泣こうかな。

災害支援 【移動図書館】

2004年11月11日 10時39分00秒 | 新潟県中越大震災・地震
移動図書館1かわいいトラックがやってきました。
長野県から来てくださった移動図書館です。

お土産に、クレヨン 色鉛筆 スケッチブック 紙パックのジュースなどを子供たちにプレゼントしてくれました。

トラックの中の本は閲覧だけですが
下のブルーシートの上には「お持ち帰り自由」の本や新品同様のぬいぐるみもありました。

移動図書館2トラックには安全柵が設けられていて、スタッフが写真のように子供の相手をしてくれます。

子供にとっても親にとっても非常にうれしいサービスでした。
どうもありがとうございました!

自衛隊の入浴施設

2004年11月11日 10時22分00秒 | 新潟県中越大震災・地震
自衛隊の入浴施設1毎度お世話になってます。
川口の河川敷に仮設されている自衛隊の入浴施設です。

自衛隊のお風呂なんて怪しいなぁ・・と最初は敬遠していたんだけど、もう我が家は 見事にはまってしまいました。

気持ちいいの!

自衛隊の入浴施設2これは女湯のほうなんだけど
迷彩服着たおねーちゃんが「5名様どうぞ~~」と中へ案内してくれたりするの。(もちろん男湯は男性がするよw)
中では逐一、湯の温度を調節してくれたり
デッキブラシでフロアを清潔にしてくれるんだ。

うちの息子なんておねーちゃんに髪洗ってもらってやんの。
自衛隊のおねーちゃんにアワアワしてもらうなんて このこのぉ!

シャワーや蛇口はないけど、水はきれいなので問題なし。
ボディソープやシャンプーリンス 椅子に洗面器もあります。

中まで紹介できなくて残念(^^ゞ

「心のケア」というけれど・・・・

2004年11月11日 09時49分00秒 | 新潟県中越大震災・地震
大量の毛布おととい、東小千谷の体育館に大量の毛布が運び込まれた。
これでもかこれでもかというほどに・・。

この体育館は古い。今回の地震で床がべこべこになってしまい、ちょっと歩いただけでも「今の地震?」と思うほどに揺れる。
そんななのに こんなに毛布運びこんで大丈夫なの???

てか、この毛布どうするの?
なんで今ごろこんなに大量に・・・・。
おそらく置き場がなくておいやられたのだと思われる。
体育館の3分の1を占めている。
折角のみなさまのご好意がこんな形になるのは悲しい。

そうかと思えば、近くのテントで避難生活されている方は
毛布を(どなたかに)頼んだのにもらえない・・と苦情を言っていたという。
この体育館では近畿地区方面から応援にかけつけた日赤の救護班が診察したり傷の手当て等を行っているのだが、今運ばれてきた毛布を「ハイどうぞ!」と渡すわけにはいかない。管轄が違うからだ。

一度市をとおしてからボランティアさんなどを通していただくのが早道なのだが、そこのところをどうしていいのかわからない人が多いのではないだろうか。

困ったことがあったら言ってください、といわれても
誰になにを言えばいいのかわからない。だから我慢する。
「困ったこと」が「贅沢」だと考える人もいるだろうし
わざわざボランティアセンターに電話するのも気がひける。
その掛け橋になるボランティアというのが必要だと思った。

また「心のケア」「心のケア」といわれているけれど
ただやみくもにすればいいものではない。
いきなり紙とエンピツをもってツカツカとかけよられ
「どうですか?」ときかれたところで、
「はぁ・・・」としか答えられないよ。
はじめて会った人にすぐに心を開くような心境ではあるまい。
しかも、その人は話だけ2-3分きいたら、せわしなくメモをとったあとに申し訳なさそうに「それではお疲れを出さないようにがんばってください」と言って去っていった。

ケアというのならば、今後も継続して医療スタッフと連携をとるとか解決策を一緒に考えられるような態勢を整えてからでないと、本当のケアとは言えないんではないか?

人に話すだけで楽になる、というけれど
それは同じ被災者同士であったり、本当に自分のことを心配してくれる人、信頼できる人に対してではないだろうか。
やりっぱなしの「ひとりよがりケア」では かえって置き去りにされたような気になる。
ケアする側も「どこまで介入していいか」悩むところだろう。
非情に難しい問題だと思った。