ネタバレあります。ご注意下さい
麻子さん(小泉今日子)は吉祥寺に住む天才漫画家。
長年一緒に暮らした愛猫・サバを亡くし、悲しみのあまり漫画が書けなくなってしまう。
ナオミ(上野樹里)らアシスタントも心配するが、サバの思い出に浸り気力も失って
しまった麻子さん。
ある日、意を決して入ったペットショップで麻子さんは1匹の子猫と運命的に出会う。
麻子さんの付けた名前は“グーグー”。
その日から麻子さんとグーグー、一人と一匹の生活が始まる。
そんなグーグーとの生活の中で、麻子さんは不思議な青年・青自さん(加瀬亮)と出会い、
新しい漫画のイメージも湧いてくる。
幸せな毎日が続くように思われたある日突然、麻子さんの体に異変が…
私は猫を飼っているので、余計に感情移入して見てしまいました
最初のサバが逝ってしまうシーンですでに号泣
でも、ペットとお別れしたことのある人はやっぱり自分と重ねてしまうんじゃないでしょうか
麻子さんとグーグーの何気ない日々のお話なんですけど、みんなとっても優しくてあったかい
生きてるってあったかいなぁって、そんな感じが伝わってきました
麻子さん役のキョンキョンと、青自さん役の加瀬さんが自然体なのも良かったです
麻子さんにとって、サバもグーグーも大切な家族。
そばにいるだけで支えられてるってことあるんですよね
最後、病気になった麻子さんが夢でサバに会って話をするシーンがあって。
サバが、麻子さんと暮らしてとっても楽しかったって言うんです。
うちの子も、その時が来たらそんな風に思ってくれるかなぁと、考えました。
でも、なんだかんだ言っても、猫好きの私は最初から最後までグーグーにハートを掴まれっぱなし
なんでしょうね~、可愛過ぎて失神しそうな感じとでも(笑)
ミルクを飲むときにスポイトを手で掴んだりとか、麻子さんの顔に手を当てて寝たりとか、
紙袋からひょこっと顔を出したりとか、とにかく何しても可愛かった
猫好きな方はもちろん、そうでない方もきっと癒されると思います