福助の部屋

どうでしょうCUEスワローズSHINee映画うたとの毎日etc。大好きなことゆるゆる綴ります。

『カールじいさんの空飛ぶ家』

2010-01-13 21:00:00 | 映画・音楽
冒険好きな少年カール。ある日街の廃屋で同じく冒険好きな少女エリーに出会う。
19歳になったカールはエリーと結婚。思い出の廃屋を改築し2人の新居にする。
そこで2人は嬉しいことも悲しいことも楽しいことも辛いことも共に分かち合い、
ささやかでも幸せな人生を送っていた。
そして訪れる最愛の人との別れ。
偏屈で孤独な老人となった78歳のカールは、エリーを連れて行くと約束した
“パラダイスの滝”を目指して、思い出の詰まった家と共に一世一代の冒険の旅に出る。


ネタばれあります


ディズニーの映画見るのなんていつ以来だろう
やっぱりディズニーってすごい!!と圧倒された1時間43分。

もう冒頭の回想シーンだけで号泣
カールとエリーのつつましくも愛に溢れた人生。
それは楽しいことばかりではなくて、時には身を裂かれるような辛い出来事もあったけれど、
すべてを2人で分かち合ったかけがえのない時間。
音楽と映像だけの回想シーンがとてもノスタルジックで、なんとも言えない切なさ
いつか“パラダイスの滝”に行こうと、2人でビンに小銭を貯め始めるんだけど、
カールが骨折したり、タイヤや家を修理したりといろいろなことが起きて、その度にビンを割って、
いつしか夢も遠くなって…と言うシーンが私は好きでした

この部分だけでも大満足なんですけど、冒険に出てからがまた予想もつかないハラハラドキドキの展開
思わず手に汗握ってしまいました
あっと驚く伏線が張ってあって、“やられた!”と思いましたね

そしてエリーとの大切な思い出が詰まった家に固執していた前半から、大冒険を経て
新しい人生へと踏み出すカールじいさんがとっても清々しい

冒険から無事帰り、冒険の相棒ラッセルのボーイスカウト(?)上級バッジ授与式に、
父親の代わりとして出席するカール
私の大好きな『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』のフランクとチャーリーを思い出させる、
温かくて確かな絆にまたしても号泣(笑)
エンディングからエンドロールにかけて、カールとラッセルが時には友だち、時には親子のように
たくさんの思い出を積み重ねてる様子もまた微笑ましくて
2枚並んだチケットの半券とか、泣かせます
って、いったいどれだけ泣いてんの!と自分でもツッコミを入れたいくらいですが(笑)

大人だからこそ胸に響く、見て良かったと思える1本です


コメント
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