DREAM-BALLOON

夢風船って
地球なのかな?って思ったりする...

ブログ開設から4000日!

6:初ウォッチング~日の山~

2008-01-31 00:16:21 | ★DAILYLIFE★(acco小説)
 僕たちは川を後にし、家のある方向へと進み始めた。どうやら日の山に向かうらしい。
 日の山というのは、この図書館のある町と、僕たちの住んでいる町の、丁度真ん中にある山だ。それほど大きな山ではないが、形が象に似ていて、別名「ゾウヤマ」と呼ばれている。毎年正月に、この山の頂上から初日の出を見ることは、僕たちの町の中でお決まりの行事となっている。

 しかし、僕はその山に向かう途中も、こんがらがった頭を整理しようと格闘していた。なんといってもここまで、カラスやサギがいろいろな種類に分裂したりと、予想外のことばかりで大変だったからだ。バードウォッチングを楽しむということを、「?」という壁が、大きくそびえ立ち邪魔している。

 「よし、こっからは本格的に鳥を探そう。よく周り見ちょって。」
真悟の言葉で気がついたが、もう日の山入り口だ。(山といっても、車で通れるように道路も整備されている。)
「OK~!探すぞ~~~。」
タツも張り切っている。きっと町中とは一味違う野鳥が現れるのだろう。楽しみだ。
 
 まず現れたのは、僕がはじめに予想したあの鳥。そう!スズメだ。流石にこれは、真悟に聞かなくてもわかった。
「いっぱいおるね。」
よく家のそばにいるスズメと違うのは、とにかく数が多いことだ。何十羽の群れが木と木を行ったり来たりしている。聞いてみたが、スズメは分裂しないらしい。少し安心。
「スズメもこういう自然の多い所では、大きな群れを作って生活するそ。」
真悟はどこまで詳しいんだろう。
 しばらくすると、スズメたちは何かから逃げるように、一斉に飛んでいった。
”ガー ガー”
聞き覚えのある声と共に、3羽の黒い鳥がスズメのいた木に止まった。カラス!いや、なんとかカラス!・・・であることは間違いなさそうだ。
「あっくん、タツ、あれがハシボソガラスよ。」
ハシボソガラス?あぁ!真悟が言っていた2種類のカラスのもう一方だ。(さっき見たのはハシブト)でも、やっぱり黒い。
「何で、見分けるん?」
「オレもわから~ん。教えてしんちゃん。」
「えぇ~とねぇ。まず鳴き声。ハシブトは”カー”やけどハシボソは”ガー”。」
確かに、そこのハシボソは”ガー”っと鳴いている。問題はハシブトガラスの鳴き声・・・。思い出せない・・・。
「あとは、名前の通り。くちばしの太さと・・・おでこの出方??図鑑に詳しく出てない?」
 そうだ!僕には、さっき借りた図鑑がある。もっと早く思い出すべきだった。さっそく、目次からハシボソガラスを調べる。運のいいことにハシブトガラスと、隣どうしだ。タツと見比べる。
「うん。確かにだいぶ違うね。」
「やろ?姿だけじゃなくて、住む場所も少し違うんよ。街中にハシブトで、山・林にハシボソ。住む場所をお互いに分けて、上手く暮らしちょるわけよ。ゴミあさるのは、大体ハシブト。」
「へ~。」
僕もタツも納得した。自然界はよくできている。

 さきほどは、スズメを追い出したハシボソガラスたちだったが、今度は逆に警戒している感じだ。空を見上げるとトンビが飛んでいる。
「トビやね。」
真悟によれば、トビ=トンビだが、正式にはトビと言うらしい。今度からはトビと言うように気をつけよう。

 「おっ!真悟!トビよりもっとデカイ鳥が。」
タツがニヤニヤしながら言った。
「ほんとや。」
真悟も笑っている。僕もその鳥を見て思わず笑った。
 きっと、「?」という壁が小さくなってきたからだろう。やっとバードウォッチングを楽しめそうだ。っと僕は思った。

 雲の切れ間に向かって飛びたったばかりの、トビより遥かに大きな旅客機を見上げながら・・・。

俵田

2008-01-27 22:48:49 | singon~HSV~

んン~27か
おめでと~

ちなみにおれは29が誕生日やけ よろしく

今日は久しぶりになおちにあったし
SEA兄応援したし
4人で楽しめたし
ちゃんぽんうまかったし 
言うことなしやね

みんなありがと
また一週間がんばれそうな気がするぜ!!


BeST iF USeD By MaY 06, 2007~落花生~

2008-01-24 18:00:34 | tama~HSV~

3日前のことですが...

 

勉強していたとき

腹減った

 

んで

おしいれに

大量の

落花生発見!!!

久しぶりに食うなぁ(カラとるのとか懐かしっ)

って感じで

食いまくった。

 

でもなんか

あんまおいしくない...

まぁ落花生やモンな.....

.....

.....

.....

.....

.....

賞味期限2007年5月6日やん.....

 

みかんの皮といっしょに

全部捨てた

 

おわり♪


5:初ウォッチング~不安~

2008-01-22 23:45:40 | ★DAILYLIFE★(acco小説)
 もう5時になるせいか、雲が太陽の邪魔をし始めたせいか、真昼ほどの暑さではない。僕・タツ・真悟の3人は、図書館の前の道を自転車で走りはじめた・・・。
 そう、ついに僕たちは、バードウォッチングに出発したのだ。タツが質問した。
「ねぇ、真悟ぉ~。鳥ってそんなにすぐ見つかるん??」
「運しだいやけど・・・2人が考えちょるよりはいっぱいおるかな。」
確かに僕も、そう思っていた。鳥といってもどうせカラスとスズメくらいだろと・・・。(このあと僕は、どれだけコレがアホな考えか、思い知らされることとなる・・・。)

 早速、僕の予想通りの野鳥が登場した。真っ黒の体。”カー”という鳴き声。間違えない!カラスだ。
「おっ、あっくん、タツ~、ハシブトガラス。」
・・・?? ハシブトガラス???カラスじゃないのか??僕とタツの?な顔を見て、真悟が説明する。
「カラスっていうのは、いわゆるカラスの仲間の総称で、その中にあのハシブトガラスとかいろんなカラスがおるそ。まぁ普通に見られるのは、あれ(ハシブトガラスのことだ)と、ハシボソガラスくらいやけど。」
「へぇ~~。」
 僕もタツも、よくわからないなりに納得した。どうやって見分けるのか、ハシボソガラスはどこにいるのかなどなど・・・。気になることはいっぱいある。でも、今質問するのはやめておいた。頭が破裂する恐れがあるからだ。
 カラスだけでもこんなに奥が深いとは。『どうせカラスくらい』とはよく言ったものだ。

そうこう考えているうちに、僕たち一行は、この町の中心を流れる川にさしかかった。水辺には、たくさんの鳥が集まるらしい。橋の上から野鳥を探すことになった。すぐに、真悟が発見した。
「あそこの、川のすぐそば。わかる?」
やっとわかった。確かに白と黒の模様の、小さな・尻尾が長めの鳥が歩いている。なんだか、見覚えがある・・・。
「真悟・・・もしかしてセグロセキレイ?」
「!? なんで知っちょん!?」
「あっくん、詳しいじゃん。」
いきなり僕の勘(?)が、当たったせいか、タツが少しはぶてている。
 この鳥はなぜか、小さいときに名前を教えてもらってから、ずっと覚えていた。よほど、綺麗ですきだったのだろう。今見ると、動きもかわいい。コソコソと歩いては、尻尾を上下に振っている。
 そのとき、真っ白で大きな鳥が水の上に降りてきた。
「サギやろ?」
今度はタツが反応した。
「うん。あれは・・・コサギやね。足の先が黄色やろ。」
・・・??コサギ???サギじゃないのか??まてよ、この感覚ついさっきも・・・。やっぱりそうだった。真悟曰く、サギはサギの仲間の総称。このコサギ・チュウサギ・ダイサギなどがいるらしい・・・。
 どうやら、やっかいなのはカラスだけではないようだ。僕は不安になってきた。

 ちなみにその直後、ダイサギがやってきた。足は黄色でなかったし、確かにコサギよりビミョーにでかい。それも今はたまたま並んでいるからわかるだけだ。カラスの時と、同じ質問がしたくなってきた。

 どうやって見分けるんだ??

4:図鑑

2008-01-16 23:25:57 | ★DAILYLIFE★(acco小説)
 「今日の帰り道、3人でバードウォッチングしながら帰らん??」
 またタツが余計なことを言い出した・・・と言いたい所だが・・・
「いいねぇ!」
僕も大賛成。タツもたまにはいいことを言う。

 僕は、特に趣味や好きなことなんてない!と言いながら、生き物には昔から興味があった。今思うと、なんでこれまでバードウォッチングについて行きたいと思わなかったのか、不思議なくらいだ。

 「よし、じゃぁ一人ずつ図鑑でも借りる?」
よかった。真悟もやる気みたい。しかもタツに続き、ナイスアイディアだ。僕は最初に目に入った図鑑を手に取った。どうやら魚・野草・キノコなどの、シリーズ図鑑の一つらしい。
 ここで、この図鑑について詳しく解説。掲載されている野鳥は、専門的な図鑑の半分ほどで、日本で見られる基本的な野鳥だけが登場している。変わっていることが、もう一つ。野鳥の分け方だ。普通の図鑑が、種類ごとになっているのに対し、身近な鳥・山の鳥・海の鳥など、場所ごとに分類されている。(もちろん、この時の僕はなにもわからない)

 「これにしよ。」
どれがいいかわからない僕は、迷わずその図鑑にした。
「じゃぁ、オレこれ。」
タツも選んだようだ。真悟は必死に図鑑を見ながら、何かを探している。
「おった!これよ!あっくん!タツ!」
なんだ、なんだ?そのページには1羽の鳥が載っていた。レ・ン・カ・ク?・・・レンカク! 出た!例のレンコンの本名だ。確かに頭が金色で、日本風の鳥ではない感じがする。真悟によると、普段日本にいる鳥ではなく、迷い込んでくる鳥(迷鳥と言う)らしい。ちなみに、僕の借りた基礎だけ図鑑では、写真が他の鳥の項目に出ている程度だった。そこからも、珍しいことはわかる。このような珍しい野鳥のことを、バードウォッチャーは、レア鳥というそうだ。
「生で見るともっとキレイなんよ。一生に一度見られるか見られんか。いやー、あれはマジできれいやった!」
・・・やっぱりわからない。

 僕も図鑑をペラペラめくってみると、白と黒の見覚えのある野鳥を見つけた。
でも、どうして見覚えがあるのか思い出せない。タツが真悟を呼ぶ。
「あっくんが、ピンチ。」
「カササギやん。でも見間違えじゃない?この鳥は普通、佐賀でしか見られんそ。」
佐賀?
「思い出した!吉野ヶ里遺跡で見た!」
やけに騒がしく鳴いていたので、記憶に残ったのだろう。図鑑にも『騒々しく鳴く』っと書いてある。
「それなら、間違えないね。珍しい鳥やん。」
「ええなぁ、あっくん」

 どうやら、レンカクには及ばないまでも、僕が見てきた野鳥の中で、1番のレア鳥であることには、間違いないらしい。

Bought MYV's New Single!

2008-01-16 19:50:50 | tama~HSV~

今日は
雅-miyavi-のNEWシングル
『陽の光さえ届かないこの場所で feat. SUGIZO』
買いに行った

この前のシングルは
最初に「幸太郎」行ったけど
なくて「TSUTAYA」にあったけ
今日は
最初っから「TSUTAYA」行ったら
なかった...
ほんの少しの期待で
「幸太郎」行ったら

あった♪

この前とは
逆やったし

 


マイナーのアーティストは
遠くまで行かないと
CDが買えないので
疲れますな...

 

曲の方は
なかなかGOOD!

この前よりはいい!

つーか
SUGIZOのギターソロ
うますぎ!

聴きたい人は
【オレ様.com】でも入りな

 

アデュ~♪


TRAIN TRAIN

2008-01-15 19:42:53 | tama~HSV~

今日
慎吾のせいで
電車で帰った。

微妙に失敗やったかも...

 

今日会った
懐かしい東岐波人(タメ限定)

N・Nくん
W・Hさん
D・Mくん
N・Fさん
S・Uさん
M・Yさん
C・Dさん
R・Nさん


庭に (アッコ)

2008-01-14 21:55:55 | acco~HSV~

今日はヒドリガモのアルビノ(色素がなくて真っ白)が見られてホントよかったぁ!!

 あと、パウンドケーキおいしかったです。

さて、ウチの庭にもキセキレイが来たぞ。
写真小さいけど、黒と黄色のキレイな鳥なんよ。(図鑑で見てね)
セグロセキレイとかの仲間で、声は朝よく聞く。(鳴き声がビミョーに、セグロとは違うんだな・・・)
でも、庭におりたのは初観察。やったね。v^^


冬休みレポート♪

2008-01-14 19:43:06 | tama~HSV~

12月22日(土):課外&ARANCIO祭準備

 

12月23日(日):ARANCIO祭

 

12月24日(月):窓ふき、家族写真撮影

 

12月25日(火):ARANCIO祭片付け

 

12月26日(水):ツリー片付け、F.C.ARANCIO練習会

 

12月27日(木):1-7クラス会

12月28日(金):ユニフォーム贈呈、カラオケ(2007年最後の橙絆集会)

 

12月29日(土):男3兄弟でカラオケ♪

 

12月30日(日):餅つき

 

12月31日(月):長男とどうもん道り(山口市)で買い物

 

1月1日(火):初日の出、初詣



 

1月2日(水):従兄弟がやってきた

 

1月3日(木):必死に宿題に励む

 

1月4日(金):中学でサッカー

 

1月5日(土):1-7英語勉強会

 

1月6日(日):散髪

 

1月7日(月):アッコん家で勉強会

 

以上
tamaの冬休みでした~♪


3:鳥

2008-01-10 23:32:30 | ★DAILYLIFE★(acco小説)
 まさかこんな所で、真悟にばったりとは・・・少しびっくりだ。

 植村真悟とは、同じ幼稚園・小学校・中学校・部活。テニスでは長身を生かし、前衛を担当している。成績はまぁ優秀。性格もよく、だれからも好かれるタイプだ。部活も(何度も言うが)マジメにこなしている。一言で言うと、「半優等生」くらいだ。

 真悟は、生物についての本がある辺りで、一冊の本を真剣に読んでいる。僕とタツには気づかない。僕は話しかけようか迷った。付き合いは、かれこれ8年以上だが、特別親しくはない。話しかけるか迷うくらいだ。しかし、そんな心配をするまでもなかった。
 「おぉ~~~!!!真悟やん!!」
タツが大声で声をかける。頼むからボリュームを抑えてほしい・・・。
「おぉっ、あっくんとタツ。」
流石は真悟。タツとは違いボリュームは完璧だ。僕も話に加わる。
「偶然やね。こんなとこで会うとは。しんちゃん(後にシンゴリラとなる)何の本見よったん?」
「あぁ、これ?バードウォッチングの本・・・。」

 バードウォッチング?そういえば、真悟は鳥を観察していると噂に聞いたような。僕はこの間の、テニス試合応援の帰り道のことを思い出した。
 そこで真悟は部活の1年メンバーに、レンコン(?)とかなんとか言う、頭が金色に輝く珍しい鳥を見た。と自慢していた。その価値がわからない周りは、少々しらけ気味。未来の言葉を借りると、ちょっと“KY”だったのでよく覚えている。

 「へー。バードウォッチング。やるな真悟」
タツはもうすっかり、そんなことは覚えてないらしい。
「そうだ!!!」 
タツがまた大声を出す。よほどいいことを思いついたのだろう。


 「今日の帰り道、3人でバードウォッチングしながら帰らん??」

2:図書館

2008-01-09 00:21:25 | ★DAILYLIFE★(acco小説)
 2時前に、僕とタツは汗だくになりながらも、図書館に到着した。屋根が赤色で変わった形をしているのが特徴だ。壁はまだピカピカと光り、日光を反射している。
といっても、僕たちは、外観を気にする前に図書館の中に飛び込んだ。とにかく暑いので、早くクーラーの効いた室内に入らなければ死にそうだったからだ。
「涼し~~~~。」 「まさに、天国やね。」

 なんとか一命を取り留めた僕とタツは、早速学習室に行くことにした。
「じゃぁ、2時間勉強しよ。本も見たいし。」僕の提案だ。
「い~~ね~~~。よし!4時まで集中!」タツも賛成。ちなみに、『い~~ね~~』はタツの口癖になっている。
 前半の1時間は順調に勉強が進んだ。つまり、後半の1時間はひどい有様だったということだ。だんだんタツの話かけが多くなり、声もでかくなってきた。周りの冷たい視線を感じる。誰かさんの『4時まで集中!』はどこへやら・・・。のってしまう僕も悪いが、最後には、今にも追い出されるのでは とまで思った。

 やっと4時になった。(追い出されなかった。)学習室から出ると、なんだか別世界のような気分だ。僕はふと横を見た。するとよく見る人・・・いや、動物がいる気がする。高めの身長と、なんといってもあのゴリラ顔!!!これが決め手となる。
 
 間違えない!あのくそマジメに部活をしていた、植村真悟だ!!