本日は『クリーンコールの日(石炭の日)』だそうです。
日本鉄鋼連盟や日本石炭協会などが合同で、平成4年に制定しました。
石炭利用について広く知ってもらうことを目的としているそうです。
石炭は、湖や沼の底に積み重なった植物が地中の熱や圧力を受け、数億〜数千万年かけて炭素が濃集されてできた植物由来の化石エネルギー資源です。
かつては富をもたらす黒いダイヤモンドとも呼ばれ、製鉄や蒸気機関の燃料として利用されてきました。
世界のエネルギー燃料は19世紀半ばに石油が発見されるとそちらへ移っていきましたが、1970年代の二度のオイルショックを受けて、石炭への回帰と天然ガスや原子力などの新エネルギーへの転換が行われました。
石炭は世界各地で採掘することができ、埋蔵量も8000億トン以上という試算が出ているほど、入手しやすいエネルギー資源だそうです。
発電にも利用できる経済性に優れた石炭は、途上国の経済発展のためには必要不可欠と言われています。
ところが石炭は他の化石燃料より二酸化炭素の排気量が多いことが問題視されています。
そこで日本では、有害物質を様々な方法で取り除き、環境に優しく高効率に使うための技術「クリーン・コール・テクノロジー」の開発と普及に努めているそうです。
そんなことできるんや(O_O)
この技術を石炭への依存度が高い国々へ輸出することで、健康的な経済発展と広い規模での環境改善に貢献することができるんだそうです。
すごい! がんばれ!!
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