本日は『世界糖尿病デー』だそうです。
世界に広がる糖尿病の脅威を知ってもらうために、1991年IDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)によって制定され、2006年の国連総会によって公式に認定された国際デーです。
日付は、インスリンを発見したカナダ人医師フレデリック・バンティング氏の誕生日、1891(明治24)年11月14日から選ばれています。
糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖が増えてしまう病気です。
ブドウ糖は食べ物に含まれ、私たちの体を動かす大切なエネルギーになります。
一方のインスリンは膵臓から出るホルモンで、血液中を流れるブドウ糖の濃度を一定の範囲に収める働きをしています。
つまり、人はブドウ糖を摂取しないわけにはいきませんが、インスリンが正しく作用してくれないと血液中に糖が溢れることになり、そのまま放置されると血管が傷ついたり詰まったりして、将来的には心臓病や神経障害、腎不全、脳梗塞といったより重い病気にかかる可能性があります。
これを糖尿病の合併症といいますが、なんとこれは数年から数十年かけて気づかないうちに症状が進行していることもあるそうです。
そんなことにならないためには、やっぱりしかるべき医療機関で検査や診察を受けることが大切です。
糖尿病は大別すると、膵臓からインスリンが出なくなる「1型糖尿病」と、インスリンが出にくいあるいは効きにくい「2型糖尿病」に分けることができます。
1型の人の治療は、注射でインスリンを補うことがメインです。
2型の人は、遺伝的な影響もありますが、食べ過ぎや運動不足の結果で糖尿病になった場合は食事・運動療法で治療という方法もあります。
もちろんお医者さんの判断によっては、薬や注射での治療もあります。
運動療法としてオススメされていたのが、隣の人と笑顔で話せる程度の速さで走る「スロージョギング」と「1日1万歩のウォーキング」でした。
ウォーキングならすぐにできそうだけど、理由も目的もない散歩って意外と苦痛なんだよなぁ...(;_;)
参考HP:糖尿病情報センター 日本イーライリリー株式会社
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