今日は『招き猫の日』ですニャーン(=^x^=)
招き猫は福を呼び込む縁起物です。
そこで、「く(9)るふ(2)く(9)」の語呂合わせから日本招猫倶楽部が1995年に今日を記念日に制定しました。
そもそもの発端は、招き猫の愛好家たちが「いつも手をあげて人間に福を呼び込んでくれる招き猫に感謝する日があってもよくね?」ってことだったそうです。
言われれば、まあ確かにって感じですけども。
猫自体は、縄文時代の貝塚から骨が発見され、平安時代の書物に描かれているなど、古くから日本人と馴染みのある動物でした。
江戸時代になり養蚕が一大産業となると、猫は農作物や蚕を食べるネズミを駆除してくれる神様のような存在になり、大切にされたそうです。
この猫が、「右手を上げれば金を呼び、左手を上げれば人を呼ぶ」という招き猫の置き物になったのには、諸説あります。
○井伊直孝が世田谷の豪徳寺の前を通りがかったとき、猫に手招きされたので寺の中に入って休憩していると雨が降って落雷があった。
猫に救われた直隆は豪徳寺に多額の寄付をし、豪徳寺は猫のおかげで吉運が来たのだとして、猫の死後その似姿を張子で作って供養したとも、墓を立ててやったとも言われています。
○吉原の人気大夫が飼っていた猫を遊郭の主人が首をはねて殺してしまい(ちなみに飛んで行った猫の首は、大夫が行こうとしてたトイレに潜んでた蛇をやっつけました)、嘆き悲しむ大夫を慰めようと客が木彫りの猫を作った。
○浅草に住んでいた老婆が貧乏のあまり愛猫を手放したところ、この猫が夢枕に立って「私の人形を作って売れば儲かる」とお告げをした。
老婆がその通りに、今戸焼で作った猫の人形を浅草神社の参道で販売すると、瞬く間に売れて老婆は金持ちになった。
この今戸焼きの招き猫は実際に発掘されており、日本最古の確実な招き猫と言われています。
ちなみに両手を上げている猫は、商売繁盛と千客万来の両方を「欲張ってお手上げになる」ということで、逆に縁起が悪いものとして扱われるそうです。
招き猫というと白ベースが一般的だと思いますが、金運アップの金猫Ver.や魔除のご利益がある黒猫Ver.、無病息災のご利益がある赤猫Ver.など実はいろんな色の招き猫がいるそうです。
ピンクとか青とか緑とかね! カラフルかっっ!!!
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