本日は『聖ニコラウスの日』または『サンタクロース・デー』だそうです。
ドイツやオランダなどの中欧諸国では、クリスマスの12月25日よりも盛り上がる行事なんだそうです。
前日にブーツを磨いて置いておくと、一年いい子にしていた子はお菓子がもらえるらしいので、日本人が想像するクリスマスとだいたい同じでしょうかね。
サンタクロースのモデルには諸説あるそうですが、女性や子供を守護する4世紀ごろに実在した聖ニコラウスもその一人。
「その昔、聖ニコラウスは娘が身売りをして生計を立てている貧しい家庭に胸を痛めた。
そこで、真夜中に煙突から金貨を投げ入れると、たまたま干されていた靴下の中に入った。
このお金のおかげで娘は身売りをやめて結婚できるようになった」
と言われています。
聖ニコラウスと一緒にやってくるのは、サンタクロースでおなじみのトナカイではありません。
オランダでは黒人の少年を、ドイツでは黒い服のサンタクロースを、オーストリアでは悪い子を連れて行く悪魔を、チェコでは天使と悪魔を連れています。
国によってまちまちなのも面白いですが、だいたいは「聖ニコラウスがいい子を褒めてお菓子をあげるのに対して、お付きは悪い子にお仕置きをする」と役割分担されているみたいですね。
中には、袋に詰めてさらっていってしまうお付きもいるとか。
ちなみに12月6日が『聖ニコラウスの日』なのは、彼が死んだと言われているのが12月6日だからだそうです。
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