花綴り 5/15

　今日の誕生花は『アヤメ（アイリス）』です。

　
　参照：ダレトク雑学トリビア


　分類：アヤメ科アヤメ属

　学名：Iris sanguinea

　和名：文目（アヤメ）

　原産地：日本、アジア北部・東部

　色：紫、青、黄、オレンジ、白、ピンクなど

　開花時期：5月

　花言葉：気まぐれ、便りを待つ、よい便り、メッセージ、希望、愛、あなたを大切にします、私は燃えている、消息


　名前の由来：
　
　　犬のように細い葉っぱの茂る様子が、文目模様に似ていることから名付けられた。

　　学名のIris（アイリス）はギリシャ語で「虹」を指し、虹のようにさまざまな色の美しい花を咲かせることからつけられた。

　　ちなみに、アイリスはヨーロッパ南部が原産の洋物、アヤメは日本をはじめとするアジア北東部が原産の和物の総称だそうです。


　伝承（ギリシア神話）：

　　ゼウスの妻ヘラに可愛がられていた侍女のイリスは、ゼウスの求愛に辟易していた。

　　イリスが遠くへいかせてほしいと願い出ると、ヘラは七色に輝く首飾りを与え、彼女を虹の女神へと変えた。

　　そのとき振りかけた三滴の神の酒の雫が地上に落ち、アイリスが花開いた。

　　イリスはそれから神々の使者として、虹を架け橋に天上と地上を行き来するようになった。


　慣用句：
　
　　何れ菖蒲か杜若（いずれアヤメかカキツバタ）。

　　どれも美しくて甲乙をつけがたい、選択に迷う、見分けがつきにくい、ということ。



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