携帯大手8社、05年3月期－海外再構築が峠越え軒並み営業黒字

　携帯電話端末大手８社の０６年３月期は、海外事業の再構築が０５年３月期に峠を越え、ＮＥＣ、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、三菱電機、富士通が営業黒字に軒並み転換する。

　国内需要の伸び悩みを背景に第３世代（３Ｇ）端末への移行による単価維持を図るほか、成長市場の中国事業をテコ入れする。

　ＮＥＣの０５年度は営業利益３０億円の予想で、前年度の営業赤字２５０億円から収益改善が進む。国内３Ｇ端末の比率は０４年度の５割強から０５年度９割に上昇する。中国向け端末は０４年度の２００万台から今年度１・５倍の３００万台に増やす。

　０４年度８９億円の営業赤字を計上したパナソニックモバイルコミュニケーションズは、０５年度に営業利益５０億円を確保する。収益を圧迫していた中国事業で実需ベースに生産する仕組みを構築し、流通在庫の水準を適正化するめどを付けた。

携帯大手８社、０５年３月期－海外再構築が峠越え軒並み営業黒字

　う～ん、大手８社と書いてありながら、ＮＥＣ、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、三菱電機、富士通についてしか書かれていないなぁ。

　ＮＥＣは０５年度の３Ｇ比率が９割かぁ。それからするとＮ２５ｘを残すとして、Ｎ５０ｘは廃止っぽいなぁ。

　中国市場は魅力的なはずだけど、松下は赤字だったんだぁ。