先週はツーカーを除いてトップが入れ替わるという動きがあった。
DoCoMoのトップがP901iから先週2位の「N901iC」に交代した。これまで3週連続で“P901iの次”というポジションに甘んじていたが、ついに首位に躍り出た。3位には、らくらくホンこと「F672i」が。F672iは常に安定した成績を残しているが、ここまで上位にきたのも珍しい。FOMA版らくらくホンの「F880iES」も上昇しており、先週9位から7位になった。なお、下位にこれまでランキングに姿を見せなかった「N700i」が浮上してきたのにも注目だ。
auのランキングも大きく動いた。W31Sが今週に入って急落、5位になった。変わってトップに立ったのは、セキュリティを重視した「A5509T」。これまでコツコツと地味に上昇してきたが、1位にまで上り詰めた。厚さ20ミリの「A5507SA」や、FMラジオ搭載の着せ替えケータイ「A1404S」も好調。いずれもW31Sの勢いを上回った。先週スタートダッシュで3位に入っていた「W21CAII」は、残念ながら1つ順位を落として4位となっている。
ツーカーのランキングは、ほぼ変わらず。「ツーカーS」が1位で、2位、3位が「TT32」「TT31」。4位と5位は入れ替わりで、以下6位~10位は先週と同じだ。
ボーダフォンの今週のトップは「V603T」。「V603SH」との激しい首位争いを続けており、先週2位から逆転に成功した。背面液晶があり、操作性に優れるV603Tの評価が上がっているようだ。シャープ王国に東芝が一矢報いた状態だ。3位、4位は「802SH」「V602SH」のシャープ端末コンビが安定した成績を残している。その下は細かく順位が変わっているが、“先週の5位~10位”というくくりで見ると、実は今週も同じ顔ぶれになっている。
「W31S」急落――ドコモは“N”が“P”を抜き去る
DoCoMoはmovaが3台、FOMAが7台。auはWINが7台と、それぞれ世代交代が進んでいるのに、いまだにボーダフォンは3Gと2Gが半々の状態で世代交代が遅れている。
ボーダフォンユーザーは2Gの支持がいまだに厚く、それなのに2G端末の在庫がかなり少なくなってきている。新宿などではほとんどの店頭ではV402SHとnudio以前の端末は姿を消しつつあり、ボーダフォンが3Gに移行させたいために2Gの在庫を減らしている気がする。そのうち店頭には2Gの在庫はV603SHとV603Tだけになりそうな気配だ。ボーダフォンの3G端末はまだまだ魅力的とは言えず、3Gに移行するのはためらうユーザーが多そうだ。それが結果としてユーザー離れにつながっているのではないだろうか?そして期待されている902Tはいまだに市場に現れず、ますます悪循環となっている。
このままでは、せっかくパケット定額やメール定額、家族間音声通話定額などをスタートしても、魅力的な端末が限られてきてしまっているために、このままではユーザー離れを引き止められそうもない。
DoCoMoのトップがP901iから先週2位の「N901iC」に交代した。これまで3週連続で“P901iの次”というポジションに甘んじていたが、ついに首位に躍り出た。3位には、らくらくホンこと「F672i」が。F672iは常に安定した成績を残しているが、ここまで上位にきたのも珍しい。FOMA版らくらくホンの「F880iES」も上昇しており、先週9位から7位になった。なお、下位にこれまでランキングに姿を見せなかった「N700i」が浮上してきたのにも注目だ。
auのランキングも大きく動いた。W31Sが今週に入って急落、5位になった。変わってトップに立ったのは、セキュリティを重視した「A5509T」。これまでコツコツと地味に上昇してきたが、1位にまで上り詰めた。厚さ20ミリの「A5507SA」や、FMラジオ搭載の着せ替えケータイ「A1404S」も好調。いずれもW31Sの勢いを上回った。先週スタートダッシュで3位に入っていた「W21CAII」は、残念ながら1つ順位を落として4位となっている。
ツーカーのランキングは、ほぼ変わらず。「ツーカーS」が1位で、2位、3位が「TT32」「TT31」。4位と5位は入れ替わりで、以下6位~10位は先週と同じだ。
ボーダフォンの今週のトップは「V603T」。「V603SH」との激しい首位争いを続けており、先週2位から逆転に成功した。背面液晶があり、操作性に優れるV603Tの評価が上がっているようだ。シャープ王国に東芝が一矢報いた状態だ。3位、4位は「802SH」「V602SH」のシャープ端末コンビが安定した成績を残している。その下は細かく順位が変わっているが、“先週の5位~10位”というくくりで見ると、実は今週も同じ顔ぶれになっている。
「W31S」急落――ドコモは“N”が“P”を抜き去る
DoCoMoはmovaが3台、FOMAが7台。auはWINが7台と、それぞれ世代交代が進んでいるのに、いまだにボーダフォンは3Gと2Gが半々の状態で世代交代が遅れている。
ボーダフォンユーザーは2Gの支持がいまだに厚く、それなのに2G端末の在庫がかなり少なくなってきている。新宿などではほとんどの店頭ではV402SHとnudio以前の端末は姿を消しつつあり、ボーダフォンが3Gに移行させたいために2Gの在庫を減らしている気がする。そのうち店頭には2Gの在庫はV603SHとV603Tだけになりそうな気配だ。ボーダフォンの3G端末はまだまだ魅力的とは言えず、3Gに移行するのはためらうユーザーが多そうだ。それが結果としてユーザー離れにつながっているのではないだろうか?そして期待されている902Tはいまだに市場に現れず、ますます悪循環となっている。
このままでは、せっかくパケット定額やメール定額、家族間音声通話定額などをスタートしても、魅力的な端末が限られてきてしまっているために、このままではユーザー離れを引き止められそうもない。
NTTドコモ | au | ツーカー | ボーダフォン | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ↑ | N901iC | ↑ | A5509T | → | ツーカーS | ↑ | V603T | |||||||
2 | ↓ | P901i | ↑ | A5507SA | → | TT32 | ↓ | V603SH | |||||||
3 | ↑ | F672i | ↑ | A1404S | → | TT31 | → | 802SH | |||||||
4 | → | P506iC | ↓ | W21CAII | ↑ | TS41 | → | V602SH | |||||||
5 | ↓ | P700i | ↓ | W31S | ↓ | TT51 | ↑ | 802N | |||||||
6 | ↑ | N506i | ↑ | W31K | → | TK40 | ↓ | 902SH | |||||||
7 | ↑ | F880iES | ↓ | W22SA | → | TK41 | ↓ | V402SH | |||||||
8 | ↓ | SH901iC | → | W31SA | → | TK40(*) | ↑ | nudio | |||||||
9 | ↑ | N700i | → | W21T | → | TT41(*) | → | 702NK | |||||||
10 | ↓ | SH700i | → | W21K | → | TK31 | ↓ | 802SE | |||||||
(*)表記は「プリケ―セット」(**)表記は「プリケーロングセット」対応端末 |