【交流戦】巨人、楽天のエース岩隈にお手上げ

　楽天は岩隈が内外角を使い分けて的を絞らせず、今季４度目の完投で４月１日以来の３勝目を挙げた。楽天は１回に山崎の左翼線二塁打で先制。２回はロペスの左越え安打などで２点を追加し、５回にもロペスの犠飛で突き放した。

楽４－１巨（８日）　岩隈が完投で３勝目

　ここ数試合調子の悪かった岩隈だが、今日はなかなかの出来で、巨人から完投勝利をあげた。やはり岩隈クラスとなると打てない巨人・・・。ヒットは出るが、続かない。唯一の材料は二岡が２安打とやっと調子が出てきた点だろうか。

　試合後、宮城球場は楽天イーグルスの交流戦初勝利で、大歓声に包まれた。巨人の３連勝じゃ、やはり仙台のファンに申し訳ないという楽天の選手の気持ちが初勝利に結びついた。

　しかし、高橋尚は負け投手となったが、今日は大崩せずに７回を良く投げたので、次の投球に期待できそうだ。

【交流戦】３球場で今季最多入場者

　プロ野球交流戦２日目となった７日、好天に恵まれて予定通り６試合が開催され、３球場で今季観客数の最多を更新した。６球場の合計では１３万６８０６人を集め、１試合平均２万２８０１人で雨模様だった前日の平均１万４０３４人を大きく上回った。
　この日の最多はオリックス－中日（スカイマーク）の３万２１８人で同球場の今季最多を超えたほか、日本ハム－阪神が行われた札幌ドームの２万９４５６人、楽天－巨人のフルスタ宮城の１万９２８０人もともに今季最多となった。

３球場で今季最多を更新　交流戦で平均約２万３千人

　パリーグの３球場で今季最多の入場者数を記録し、やはり交流戦の効果が出た感じだ。

　交流戦の２日間を見ても接戦の試合も多く、これでファンの足が今後も球場に向いてくれるとうれしい限りだ。