【W-ZERO3】対応充電器とUSB充電ケーブル

　ウィルコムのWindows Mobile搭載スマートフォン「W-ZERO3」に対応したコンパクトなUSB充電ケーブル「P CORD for W-ZERO3」と、充電器「モバイルクルーザー for W-ZERO3」がFILCOから登場した。

　USB充電ケーブル「P CORD for W-ZERO3」はケーブル本体が巻き取り式となっており、最短約10cmから最長80cmまで必要な分だけ巻き出せる仕組みだ。収納時には両端を軽く引くだけでスプリングにより自動的に収納できる。「W-ZERO3」以外にも、SHARP製「Zaurus MI-E1」やSony製「PlayStation Portable」などでも使用できる。

　一方の「モバイルクルーザー for W-ZERO3」は、入力がAC100～240V(WorldWide対応)、出力がDC5V/1000mAの充電器。ケーブル長は150cmで、W-ZERO3以外にもZaurusなどの各種PDAの充電にも対応している。サイズは50(W)x50(D)x17(H)mm、重量は40g。価格は高速電脳で「P CORD for W-ZERO3」が777円、「モバイルクルーザー for W-ZERO3」が1470円。

ウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3」対応の充電器とUSBケーブルが早くも登場!

　Ｗ－ＺＥＲＯ３ユーザーの声では、「連続使用するとバッテリーがもたない」というのがあるので、ヘビーユーザーには携帯性に優れた充電機器は必須と言えそうだ。

　次は外部バッテリー、ＵＳＢ端子付き充電クレードルあたりがニーズがあるのでどこかから出てくるのではないだろうか。

　どうもＰＳＰと共通のＡＣアダプターが使えそうなので、探せば他にも色々とありそうだ。

　とにかくＷ－ＺＥＲＯ３は人気機種だけに今後ますます周辺機器が充実するだろう。

【日ハム 入来】メッツと交渉か

　米大リーグ入りを目指している前日本ハムの入来祐作投手（３３）が１７日、大リーグ球団との交渉のために渡米し、成田空港で「正式に合意できればいいと思う」と期待感を口にした。交渉球団は明らかにしなかったが、関係者の話からメッツが有力とみられる。

　入来は移籍の条件としてメジャー契約を最重要視しており、「挑戦するリスクがクリアできるだけの内容を代理人から聞いている」とメジャー契約に自信を示した。

　入来はポスティングシステム（入札制度）での大リーグ移籍を目指したが、入札なしに終わり、自由契約選手になって独自に移籍先を探している。

入来、メッツと交渉か　メジャー契約に自信

　個人的には、本人が大リーグに挑戦したいというのだから、挑戦させてあげたいという気持ちだ。

　ファンの立場からすれば、ずっと巨人投手陣の先発として頑張って欲しかったのが本音だ。

【西武 江藤】新天地で頑張れ

　望まれて新天地に迎えられることほど、幸せなことはない。巨人からＦＡの人的補償で西武入りした江藤がまさにその通りで…。

　表情は晴れやかだった。１６日、埼玉・所沢の西武球団事務所での入団会見。開口一番「エーッ、西武からきょ…、いや違った、巨人から西武に入団する江藤です」とトチリ（！？）から入った江藤は、隣の伊東監督の笑いを誘う好スタート。

　「価値のある選手。巨人ではここ数年、フルで使われることはなかったけど、ぜひとも１３０試合以上出てほしい」と、笑顔の指揮官から激烈エールを送られると、「十分期待してもらいたい。監督の期待に応えたい」とアピールだ。

　巨人にＦＡ移籍した豊田の人的補償として伊東監督の白羽の矢が立った。昨季出場は８１試合でほとんどが代打と冷や飯を食っていた。が、西武の期待は大。「５番三塁」が濃厚だ。

　「森、豊田と投手がいなくなって手薄。今年は攻撃的チームでいかないと。守備だって三塁は大丈夫。昨季は練習くらいしか守ってないし、肩も厳しいけどグラブさばきは抜群。何よりも名前。投手への重圧が違う」（球団首脳）とベタボメ。広島で１１年、巨人で６年間、主砲を務めた“ブランド力”は、台所事情で自前で選手を育てる方針の西武には得がたいタレントだからだ。

　営業部門も大歓迎。江藤の実家は東京都東大和市。所沢とは多摩湖を挟んだバリバリの地元。しかも西武鉄道勤務の親戚（しんせき）もいる。「小学生のころはライオンズ友の会に入ってた」。

　実際、東大和市の実家では、巨人サイドから「西武移籍」の連絡を受けた際、巨人での出場機会減少を心配していた親族が拍手して喜んだとか。地域密着でファン拡大を狙う西武には、うってつけのホームタウンプレーヤーなのだ。

　エース松坂から、「巨人ではもったいない。ウチならレギュラー」と、エールを送られる今年３６歳のベテラン。望まれていく武蔵野は、ひと花咲かせるための最高の舞台だ。

江藤、故郷はエ～ド～松坂も「ウチならレギュラー」

　江藤ほどの選手が巨人のベンチを暖めているのは惜しい。西武で活躍の場が与えられるのならば、喜ばしいことだ。

【ライブドア】東証、上場廃止も視野

　東京証券取引所は十七日、東京地検特捜部から証券取引法違反（風説の流布など）の容疑で強制捜査を受けたライブドアと関連会社のライブドアマーケティングに対し、一連の経緯に関する事情説明を要請した。両社は東証マザーズに上場していることから、組織的な関与が明白になるなど状況次第では上場廃止も含めた対応を検討する。

　東証には「風説の流布」による直接の基準はないが、「公益又は投資家保護のため、適当と認めた場合」に東証の判断で上場廃止ができるという条項がある。「組織的な関与があり、内容が悪質な場合」（幹部）はこの条項の適用も視野に入れた対応を検討する。

　また、ライブドアマーケティングについては、平成十六年度第三・四半期決算で売上高を水増しした疑いも取りざたされている。この場合は有価証券報告書の虚偽記載に関する上場廃止基準に抵触する可能性もあるため、この点についても説明を求めていく。

　虚偽記載では一昨年、西武鉄道が上場廃止となった。


≪監査法人を捜索≫

　ライブドアグループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は十七日、同法違反（風説の流布、偽計取引）容疑でライブドアの会計監査を担当した港陽監査法人（横浜市）などを家宅捜索した。子会社（当時）株をめぐる一連の不正はライブドアが利益を得る目的で実行された疑いが強いことから、担当監査法人が捜索対象となった。

　これまでの調べによると、ライブドアは平成十六年十月、出版社のマネーライフ社を買収していたことを隠したうえで、子会社だったバリュークリックジャパン（現ライブドアマーケティング）にマネー社を完全子会社化すると虚偽発表をさせるなどして、バリュー社の株価をつり上げた疑いが持たれている。

　翌十一月のバリュー社株百分割の契約締結公表に伴い、ライブドア側は多額の利益を得たとされている。

ライブドア　上場廃止も視野　東証、事情説明を要請

　ライブドアが上場廃止になったら、ライブドアの最期と言えるだろう。

【ライブドア】グループ時価総額1500億円消失

　東京地検特捜部によるライブドアへの強制捜査から一夜明けた十七日の東京株式市場で、ライブドアグループの企業七社の株価が急落した。株価に発行済み株式数をかけた七社の時価総額は、単純合計で約一兆二百億円から約八千七百億円となり、一日で約千五百億円吹き飛んだ。証券会社の一部にはグループ株式の担保としての評価を引き下げるなど、時価総額をテコにしたライブドアの成長戦略に影を落としている。

　この日のライブドア株は、寄り付きから売りが殺到。株価は値幅制限の下限（ストップ安）となる前日の終値比一〇〇円安の五九六円の売り気配のまま、取引時間終了後に比例配分された。売り圧力はグループ企業にもおよび、軒並みストップ安となった。

　株価の先行きが見通せなくなったため、インターネット専業の松井証券はライブドアグループの七銘柄を信用売買するさい、売買代金の３１％以上の担保が必要としていたのを６０％以上に引きあげた。

　また、ネット専業のマネックス証券も他の銘柄の信用取引を行うさいの担保としてライブドア、ライブドアマーケティングなど五銘柄を受け入れないことを決めた。担保として事実上「無価値」との評価で、整理ポスト入り以外では珍しい。担保として差し入れていた投資家は別の株式か現金を差し入れるか、信用取引から手を引く必要に迫られそうだ。

　信用取引も含め、ライブドアグループ銘柄の多くはインターネットを通じた個人投資家によって売買されていたとみられる。“格下げ”が他の証券会社にも広がると、個人投資家の心理を冷やす可能性も大きい。

　ライブドアグループ銘柄の下落は市場全体に波及。東証マザーズ指数は三二九・一七ポイント安の二四六九・八九となり、下げ幅は過去最大。ライブドアの第二位の株主であるフジテレビジョン株（東証一部）も値を下げた。さらに、マンションの耐震強度偽装事件にからんでヒューザーの小嶋進社長が証人喚問されたことから、疑惑が政界に広がりかねないとの先行き不透明感が生じ、「売りが売りを呼ぶ展開」（準大手証券）でほぼ全面安となった。

　日経平均株価は前日の終値と比べて四六二円八銭安い一万五八〇五円九五銭で取引を終えた。下げ幅は平成十六年五月十日の五五四円一二銭以来の大きさ。東証一部の全銘柄の値動きを示す東証株価指数は、三八・五四ポイント安い一六三一・六一だった。

ライブドアグループ　時価総額1500億円消失　７社ストップ安　担保ゼロ評価も

　それにしてもたった一日で約千五百億円もの時価総額が消えるとは、いかにも実態のないバブルな株価だったという証明だろう。

　株価が上がってこそ、ライブドアの戦略が成り立っていたので、株価の下落が続けば、企業買収もできず、雪崩現象的に経営基盤が根底から崩れていくだろう。

【ライブドア】フジＴＶが提携解消含め見直し

　ライブドアと資本・業務提携しているフジテレビジョンは１７日、東京地検特捜部の捜査で、ライブドアの組織的な法令順守違反が明確になった場合には、提携解消を含め、関係を見直す方向で検討に入った。

　高い公共性が求められるテレビ局として、提携の継続は問題があると判断した。

　資本面では、保有するライブドア株（２００５年９月末で出資比率１２・７５％）は、ライブドアの同意がなければ２００７年９月末まで第三者に譲渡できない契約になっているため、提携を解消する場合には、契約解除をライブドアに求めるとみられる。

　業務面でも、ライブドアが提供する公衆無線ＬＡＮ（構内情報通信網）の利用を白紙に戻すことなどを検討。提携の一環として、フジテレビ常務がライブドアの非常勤取締役を務めているが、捜査の行方によっては、辞任する方向で調整する。

　両社は０５年４月、ニッポン放送をめぐる経営権の争奪戦の末、和解し、資本・業務提携を結んだが、捜査の進展次第では、１年もたたずに提携が見直される公算が出てきた。

　一方、今春、ライブドアと合弁でネット専業銀行の設立を目指していた西京銀行は１７日、「容疑が事実であれば、極めて遺憾」とのコメントを発表した。

　そのうえで、コメントは「捜査進展を注視し、お客様にご迷惑をかけないよう慎重に判断し対処していきたい」とし、提携見直しに含みを残した。

ライブドアとの提携、フジＴＶが解消含め見直しへ

　今頃は会長は内心笑っているんだろうなぁ。

　しかし、フジテレビもライブドアの株主なので、素直には喜べない部分もあるんだろうな。

【ライブドア】本体も粉飾決算、数社利益を付け替え黒字に

　インターネット関連企業「ライブドア」（東京都港区）が２００４年９月期決算で、実質的に傘下にある複数の会社の利益を自社の利益に付け替え、経常赤字だったライブドア単独の決算を約１４億円の経常黒字に粉飾していたことが、関係者の話で分かった。

　ライブドア本体の不正経理が明らかになったのは初めてで、東京地検特捜部も同様の事実を把握しているとみられる。特捜部は１７日、関連会社の証券取引法違反容疑で、ライブドアの会計監査を担当していた港陽監査法人（横浜市）も捜索、本体の粉飾の実態も調べている。

　特捜部は今後、堀江貴文・ライブドア社長（３３）、グループの財務責任者を務めている宮内亮治・同社取締役（３８）、関連会社「バリュークリックジャパン」（現ライブドアマーケティング）の岡本文人社長（３８）の３人から事情を聞き、同グループを舞台にした不透明な経理操作や株取引の全容解明を進める方針だ。

　関係者によると、ライブドアの粉飾に利用されたのは、現在はグループ会社となっている消費者金融会社「ロイヤル信販」（現ライブドアクレジット）や、結婚仲介サイト運営「キューズ・ネット」など。

　ライブドアは０４年９月期の単独の決算が、実際には１０億円前後の経常赤字になっていたことから、これらの会社の利益の中から計約２４億円を、ライブドア本体の利益とすることで、最終的に約１４億円の経常黒字としていた。

　当時、ライブドアは、プロ野球の新規参入を巡り、経営体力に勝る「楽天」と争っており、審査では「親会社の経営の安定性」が重要な要素となっていた。関係者は「赤字だと格好がつかないし、株価に悪影響を与えるため、単体決算をよく見せかけたのだろう」と指摘している。

ライブドア本体も粉飾決算、数社利益を付け替え黒字に

　アメリカの粉飾決算でつぶれた企業を思い出させるようだ。ライブドアはこれからどんどんこのような材料が出てきそうだ。