インターネット関連企業「ライブドア」グループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は20日、グループの実質ナンバー2で、財務責任者の宮内亮治・同社取締役(38)ら幹部3人から任意で事情聴取した。
同事件で中枢幹部の聴取は初めて。宮内取締役は、関連会社「バリュークリックジャパン」(現ライブドアマーケティング)の企業買収に伴う虚偽発表などを主導した疑いが強まっており、特捜部は詳しい説明を求めたとみられる。
ほかに事情聴取を受けたのは、グループの経営企画を統括していた熊谷史人・ライブドア取締役(28)ら。今後、堀江貴文社長(33)からも聴取する方針だ。
特捜部の調べでは、バリュー社は2004年10月、株式交換を利用した自社株の売り抜けで利益を得る目的を隠し、グループ内の出版社を新たに買収するよう装った虚偽の発表をした疑い(偽計)が持たれている。また、同年1~9月決算で、グループ内の別の会社の預金1億円を自社の売り上げに付け替え、赤字を黒字に粉飾。同年11月、経常利益を7200万円などとするウソの発表をした疑い(風説の流布)も出ている。
宮内取締役は、株式交換を使って利益を出す取引の仕組みを考案するなど、不正工作を主導していたとされる。
宮内取締役は税理士資格を持ち、ライブドアの前身「オン・ザ・エッヂ」時代から、堀江社長の右腕としてM&A(企業の合併・買収)にかかわり、成長を支えてきた。熊谷取締役は証券会社出身で、経営企画部門の責任者を務めていた。
宮内取締役ら幹部3人を地検聴取、一連の不正主導か (読売新聞) - goo ニュース
堀江社長の事情聴取も時間の問題だろう。当局は当然逮捕まで持っていける確信がありそうだ。
同事件で中枢幹部の聴取は初めて。宮内取締役は、関連会社「バリュークリックジャパン」(現ライブドアマーケティング)の企業買収に伴う虚偽発表などを主導した疑いが強まっており、特捜部は詳しい説明を求めたとみられる。
ほかに事情聴取を受けたのは、グループの経営企画を統括していた熊谷史人・ライブドア取締役(28)ら。今後、堀江貴文社長(33)からも聴取する方針だ。
特捜部の調べでは、バリュー社は2004年10月、株式交換を利用した自社株の売り抜けで利益を得る目的を隠し、グループ内の出版社を新たに買収するよう装った虚偽の発表をした疑い(偽計)が持たれている。また、同年1~9月決算で、グループ内の別の会社の預金1億円を自社の売り上げに付け替え、赤字を黒字に粉飾。同年11月、経常利益を7200万円などとするウソの発表をした疑い(風説の流布)も出ている。
宮内取締役は、株式交換を使って利益を出す取引の仕組みを考案するなど、不正工作を主導していたとされる。
宮内取締役は税理士資格を持ち、ライブドアの前身「オン・ザ・エッヂ」時代から、堀江社長の右腕としてM&A(企業の合併・買収)にかかわり、成長を支えてきた。熊谷取締役は証券会社出身で、経営企画部門の責任者を務めていた。
宮内取締役ら幹部3人を地検聴取、一連の不正主導か (読売新聞) - goo ニュース
堀江社長の事情聴取も時間の問題だろう。当局は当然逮捕まで持っていける確信がありそうだ。