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【SoftBank】片寄ってる夏モデル

2007年05月22日 22時45分58秒 | SoftBank
 ソフトバンクモバイルは5月22日、2007年夏モデル12機種を発表した。春モデルの発表時に開発表明した「805SC」を合わせると13機種となる。

 今回発表された新モデルは12機種中6機種、実に半数がシャープ製端末となっている。メニューやメールの横表示が可能になった3インチワイドVGAディスプレイ搭載の新AQUOSケータイ「912SH」、ディスプレイ部にセンサーキーを備えたフル画面デザインが特徴の「FULLFACE 913SH」、2.4インチVGAディスプレイを採用するHSDPA対応機「814SH」「815SH」、HSDPA対応のスリムでコンパクトなスライド端末「816SH」、ソフトバンク春モデルの「812SH」をベースに使いやすさを追求した「GENT 812SH s」を用意する。

 シャープの次に機種数が多いのが東芝だ。メタリックな回転2軸ボディにワンセグを搭載した「912T」、厚さ12.6ミリのスリムボディにチタン素材を使用した「814T」、背面パネルに加え、インナーシートも好みに変更できるトータルコーディネートケータイ「fanfun 815T」、3GSM World Congress 2007で国内発売をアナウンスしていたWindows Mobile 6 対応端末「X01T」の4機種を投入する。

 パナソニック モバイルコミュニケーションズからは、国内初となるスライド端末「810P」が登場し、HTCはWindows Mobile 6 搭載機「X02HT」を投入。このほか、2007年春モデルとして発表されながら、まだ発売されていないSumusung電子製の薄型ワンセグ端末「805SC」の詳細も明らかになっている。


ITmedia D モバイル:チタンボディ、フラットスライド、VGA+HSDPA、Windows Mobile 6など12+1モデル──ソフトバンクの夏モデル

 auがいろいろなメーカーから個性的な端末を発表しているだけに、ソフトバンクの夏モデルの片寄ったラインナップにはやや疑問を感じる。

 シャープから2機種、東芝から1機種のワンセグ端末が出るが、auのワンセグ端末のラインナップと比べると大きく見劣りしてしまう。やはり三洋と三菱の撤退が痛い・・・。

 今回は、東芝からソフトバンク国産初のスマートファン投入が一番のニュースだろうか。X01TのWVGA画面を見たら、X01HTのQVGA画面なんて狭くてしょうがないと思うはずだ。X01Tが発売になれば、X01HTの値段もがくんと下がりそうな気がする。

 シャープから911SHのマイナーチェンジ機として912SHが出て、シャープ初のスライド端末も投入される。残念ながら910SHの後継機種は今回は登場しなかった。

 東芝の新しい着せ替え端末の詳細が気になる。着ぐるみケータイの欠点を克服しての再登場という感じだろうか?

 パナソニック初のスライドと言われても、ありがたみはない。それよりもワンセグなどのハイエンド機の投入が待たれる。

 春モデルとして発表されていたサムスン端末を入れても、辛うじて13機種。メーカー内訳ではほとんどシャープと東芝ばかりで新鮮味が少ない。今回はノキアやNECから夏モデルが出なかったというのは寂しい。

 端末ラインナップでDoCoMoやauに対抗しようとするのにはやはり無理がある気がしてきた。

【au夏モデル】個性派15機種発表

2007年05月22日 19時27分19秒 | au
 KDDIおよび沖縄セルラーは、auの新モデル15機種を発表した。6月上旬より順次発売される。

 防水性能を実現しながらワンセグに対応した「W53SA」「W52CA」、5メガピクセルカメラを装備した「EXILIMケータイ W53CA」、2GBメモリ内蔵で最大約110時間再生に対応した「ウォークマンケータイ W52S」をはじめ、個性的なモデルが続々と投入される。

 これら4機種のほかに発表されたのは、「W52P」「W54T」「W52H」「W52SH」「W53T」「W52SA」「W53S」「W44KII」「A5526K」「A5527SA」「簡単ケータイ A5528K」の11機種。

 これにあわせて、「ラッピングメール」「Touch Message」「災害時ナビ」といった新サービスも発表されている。


au、防水ワンセグケータイなど夏モデル15機種を発表

 いやぁ、驚いた。FOMA904iシリーズなんて、すっかり色あせてしまうほどの個性派をauは夏モデルとして15機種も揃えてきた。どうやら今のDoCoMoでは絶好調のauの勢いが止められないのがこれでハッキリした。

 東芝、ソニー、カシオ、三洋、日立、シャープのやる気を感じさせてくれるラインナップはさすがだ。魅力的なメーカーが多く揃っている点がauの強みだろう。auは着実にワンセグ端末に世代交代している印象だ。

 初の防水ワンセグ端末、500万画素のEXLIMケータイ、ジョグダイヤルの復活、シャープ初の2軸式ワンセグ端末など話題性がとても多い。

 特に防水ワンセグ端末はお風呂TVとして人気が出そうだ。中途半端な印象だったW42CAを見送って正解だったのかもしれない。防水ワンセグはとても欲しいので、値段が下がったら狙いたいところだ。

 ウォークマンケータイの薄型・大容量化したW52S、ジョグダイヤルの復活したW53Sと、ソニーもかなり意欲的だ。ジョグダイヤルの後継機がやっと登場した事で、W21Sからようやく機種変更できるというユーザーもいるはずだ。

 特に東芝は大人気だったW52Tを薄型化して、問題点をすぐに改善してきた点は評価できるし、こんなに早く人気機種をモデルチェンジするとは驚きだ。

 カシオの防水ワンセグ端末、500万画素EXLIMケータイなど、カシオもかなり意欲的だ。カシオの激しい追い上げで、(ソフトバンクの)シャープ端末もうかうかしていられなくなってきたという印象だ。

 シャープ初の2軸式ワンセグ端末の登場は予想外だった。これでソフトバンクにはない力作をついにau専用に投入してきたという印象だ。

 防水ワンセグ端末など三洋の巻き返しも注目したい。かつてauのハイエンド機の代表的な位置付けとしての復活を狙っているのかもしれない。

 簡単ケータイの発売が父の日には間に合わず、辛うじて敬老の日に間に合うタイミングなのがちょっと残念だ。9月以降の発売では、秋モデルというのが正しそうだ。

 INFOBARの後継機種は今回も出なかったか・・・。