St.Andrews での4日間の女の戦いが終わった。トータル7アンダーで優勝したのはパリ
五輪を制したリディア・コ。2位Tに申ジエが入っている。日本人勢では2アンダーの7位
Tに西郷真央と岩井明愛が食い込んだ。早い時間帯のスタートという好条件を生かした
のは79位Tから出た大里桃子。ノーボギー5アンダーで55人抜きの22位Tで1400万円余りを
稼いだ。あんじょうおきばりやすの声も届かず、はんなり春ちゃんは2バーディ1ボギー
1ダブルボギーの73で回り、トータル5オーバーの55位Tで400万に届いたかどうか。
さて、本題の「タラれば」なんだが、もし4日間凸凹なしのイーブンで回っていたら、
17位Tとなって賞金が、1900万円。もし春ちゃんが最終日に大里桃子と同じ5アンダーで
回っていれば、トータル1アンダーは10位Tで2500万円。最終日13Hのダボがなければ、
古江彩佳と同じトータル4オーバーの37位Tで700万円余り。
風が最大の壁になることはわかっていたはず。予選ラウンドは公平を期す意味で、2日間で
早遅どちらもラウンドさせるシステムらしい。いくらか風の弱い早いスタートの日に
6つぐらい伸ばしておいて(現にやってる人がいるんだから不可能な話ではない)、
残る3ラウンドは我慢に徹して、イーブンパー上等っていう戦い方をすれば、しっかり
2位が確保できて、1億5000万円ゲットです。これが全英女子オープンの「取説」です。