いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

海上45メートルで国際交流 その2

2010年01月31日 | いろいろ
カメラのシャッターをきったところで
今回の国際交流は終わったかと思われていたのが
それは、大間違いであった。

この後、私は、
自分の行為が国際社会における日本人の信頼性を
大きく損ねてしまったのではないかと、
大きく悩むことになるのであった。

場所は、まだ、海上45メートル。
みなみとおみやげ売り場で、明石名物たこせんべい
などを見ていた。

すると、さっきの英語を流暢に操る中国人
カップルがやってきた。

中国人女性「ぼうや、さっきはありがとう。
本当に上手に英語をしゃべるのね!」(英語意訳)

みなみ「ノー」

さて、ここから、私にも彼女がなんて言っているのか
さっぱりわからなくなった。
しかし、いまさら、
「アイ キャント スピーク イングリッシュ!」
とも言えないし、
なんとかかんとか、彼女の気持ちを意訳しようと
全神経を集中させて聞き取ったところによる
その会話は次のようなものであった。

「お礼に、一緒にアイスクリームを食べようよ。
私はバニラがいいけど、ぼうやは何にする?」(英語想像)

みなみ「ノー…」
みなみ「おかあさん、このひとなんて言ってるの?ぼく
わからんもん…」
みなみ半泣き状態である。

私、「ノー、サンキュー」

中国人は残念そう。
しまった。
楽しい日本旅行の思い出に哀しい色をまぜてしまったか。

そこで、私「Do you eat ice cream?」
これは、たいきの英語の勉強で最近も復習した文章だ。

中国人女性「Yes!」

私「How many ice creams do you eat?」
これも、たいきの英語の勉強で最近復習した文章だ。
How manyの後は複数形である。

中国人女性「One!」

なので、私はレジのおばちゃんに
「この人が、アイスクリームを1つ食べたいそうです」
と伝えた。

中国人女性「Thank you!」

私、にこにこして、その場を立ち去った。
これ以上の国際交流は、両国にとって危険である。

しかし、私は、その後考えたのだ。

あの中国人女性は本当は何をしゃべっていたのだろう。

私には「アイスクリームを下さいってレジの人に言えないから
代わりに言ってください」と言っているように思われ
代わりにレジに注文してあげたのだが、
今思えば、そんなことなんとでもなることだし、
彼女はそんなことを言っていたのではないかもしれない。

私が、アイスクリームを食べますか?と聞いたことは
もしかしたら、私がおごってあげるよ
と彼女は思ったかもしれない。
なのに、レジに注文だけしてスタスタ帰ってしまった私は
すごく失礼なことをしてしまったのではないか。。。

引き返して、
「I'm sorry.I can't speak English very well」と
言いたかったけど、
それからまたなんか英語でいっぱい話しかけられても
困るので、
今回の件は忘れることにした。

いまがいちばん あしたもいちばん!

海上45メートルで国際交流

2010年01月31日 | いろいろ
昨日は、みなみと二人で、
明石海峡大橋たもとにある「舞子海上プロムナード」
に行ってきたぞ。

海上45メートルのガラス張りの床に立つのは、
絶対大丈夫
と分かっていながら、
足が震えたぞ。。。

さて、そんなこんなしていると
中国語をしゃべっているカップルがやってきて、
海上45メートルのガラス張りの床で
お互いにキャーキャー写真を撮り合っている。


わたし、こういうの、見てられないの。


気がつくと、
中国語もしゃべれないのに
「お二人の写真撮りましょうか?」と
日本語で身振り手振り声をかけていた。

すると、女性の方が大喜びで
「Oh!Thank you!」
と流ちょうな英語でカメラを渡してきた。

そして
「ぼうやも一緒に写真に入ろうよ!」(英語意訳)
と、みなみにおいでおいでをして
話しかけた。

ビビったみなみ。
「ノー」

流ちょうに英語を操る中国人女性
「いいからいいから、ぼうやおいでよ!」(英語意訳)

みなみ
「ノー、ノー、ノー、ノーサンキュー!」

そこで、私は
世界不況から抜け出した中国から
カップルで日本に遊びに来て、
コイツらお金持ちなんだろうなぁ。
日本人もアジアではこんな風に
「うぁ!金持ち日本人が来た!」なんて
思われてるのかなぁ。
などと考えながら、
ニッコリとシャッターを押した。

中国人女性は
「ありがとう!
ぼうや、英語をとっても上手に話せるのね!」(英語意訳)
と、みなみに話しかけた。

みなみ
「ノー」

なんとか、かんとか
海上45メートルで国際交流をした私は
気がつくと、
海上45メートルのガラス張りの床に立った時より
ドキドキヒヤヒヤしていたのであった。

いまがいちばん あしたもいちばん!