小学校に、中国から転校生がやってきた。
学年は1つ下だけど
名前は、王なんとかくんというらしい。
王くんは日本語はほとんどしゃべれないそうで、
通訳の学習サポータの方がついてくれてるそうだ。
昨日の始業式の転校生の紹介で
まず、王くんは中国語で自己紹介したそうだ。
初めて生の中国語を聞いた子どもたちは、
「オオオ~!!」と拍手喝さいしたそうだ。
そのあと、王くんは、一生懸命覚えた片言の日本語で
「ハジメマシテ、ボクノナマエハ、オウなんとかデス。ヨロシクオネガイシマス。」
と自己紹介したそうだ。
すると、子どもたちは
「オオオオオオオオ~!!!!」とさらなる拍手喝采をしたそうだ。
でな、横を見たらな、その子のお母さんがな、うれしそうに笑っててん。
と、みなみ。
その話を聞いて、お母さんの気持ちがわかるようで
私もとってもうれしかったよ。
今、中国と日本は大きな問題に直面してて
そのことがテレビニュースで放送されるたびに、みなみは
「ぼく、中国きらいや。」
とか、言っていた。
こうやって単純な子どもの心が簡単に染まってしまうなんて、
と怖く思っていたこの頃。
王くんが転校してやってきてくれて
その一生懸命に自己紹介してくれる姿をみて
みなみは、中国の人に対して大変な好感をもったようだ。
で、どうやったら王くんを喜ばせれるか、真剣に考えていた。
で、一緒に考えた結果は以下の通り。
・中国人といえば卓球。卓球といえばみなみ。
王くんを卓球部に誘ってみる。
・王くんが卓球をしてなくても、中国の有名卓球選手は知ってるやろうから
そこに話題をふる。外国の人が自分の国のことを知ってたらきっとうれしいだろう。
・王くんを「おうくん」ではなく、「わんくん」と呼ぶ。
もし自分が外国に行って、自分の名前を外国読みされるより正しい日本語で呼んで
くれたらきっとうれしいだろう。
こんなふうに、子どもたちが、外国の友達にたいして親しくつきあっていけたら
子どもたちが社会を担う時代には、国どうし仲よくやっていけるんじゃないだろうか。
でも、まあ、
王くんには、「中国人代表」みたいな重いこと考えず
みなみにも、「日本人代表」みたいな重いこと考えず
楽しく過ごしてほしいなあと思うわけです。
だいたい、みなみは学年も違うんだし、なんでこんなにはりきってるんだか。
いまがいちばん、あしたもいちばん!
学年は1つ下だけど
名前は、王なんとかくんというらしい。
王くんは日本語はほとんどしゃべれないそうで、
通訳の学習サポータの方がついてくれてるそうだ。
昨日の始業式の転校生の紹介で
まず、王くんは中国語で自己紹介したそうだ。
初めて生の中国語を聞いた子どもたちは、
「オオオ~!!」と拍手喝さいしたそうだ。
そのあと、王くんは、一生懸命覚えた片言の日本語で
「ハジメマシテ、ボクノナマエハ、オウなんとかデス。ヨロシクオネガイシマス。」
と自己紹介したそうだ。
すると、子どもたちは
「オオオオオオオオ~!!!!」とさらなる拍手喝采をしたそうだ。
でな、横を見たらな、その子のお母さんがな、うれしそうに笑っててん。
と、みなみ。
その話を聞いて、お母さんの気持ちがわかるようで
私もとってもうれしかったよ。
今、中国と日本は大きな問題に直面してて
そのことがテレビニュースで放送されるたびに、みなみは
「ぼく、中国きらいや。」
とか、言っていた。
こうやって単純な子どもの心が簡単に染まってしまうなんて、
と怖く思っていたこの頃。
王くんが転校してやってきてくれて
その一生懸命に自己紹介してくれる姿をみて
みなみは、中国の人に対して大変な好感をもったようだ。
で、どうやったら王くんを喜ばせれるか、真剣に考えていた。
で、一緒に考えた結果は以下の通り。
・中国人といえば卓球。卓球といえばみなみ。
王くんを卓球部に誘ってみる。
・王くんが卓球をしてなくても、中国の有名卓球選手は知ってるやろうから
そこに話題をふる。外国の人が自分の国のことを知ってたらきっとうれしいだろう。
・王くんを「おうくん」ではなく、「わんくん」と呼ぶ。
もし自分が外国に行って、自分の名前を外国読みされるより正しい日本語で呼んで
くれたらきっとうれしいだろう。
こんなふうに、子どもたちが、外国の友達にたいして親しくつきあっていけたら
子どもたちが社会を担う時代には、国どうし仲よくやっていけるんじゃないだろうか。
でも、まあ、
王くんには、「中国人代表」みたいな重いこと考えず
みなみにも、「日本人代表」みたいな重いこと考えず
楽しく過ごしてほしいなあと思うわけです。
だいたい、みなみは学年も違うんだし、なんでこんなにはりきってるんだか。
いまがいちばん、あしたもいちばん!