いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

ホドラーの言葉から続いて

2015年03月31日 | いろいろ
「もっとも強力なファンタジーは、尽きることのない啓発の源泉たる自然によって養われる」

のホドラーの言葉ですけど

これって、
レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」と通じることだと
思うわけですよ。

自然のなかに身を置き
そこから様々な啓発を受けることは
感性を磨き
想像力を養い
それは、ひととひととのつながりにおいても
重要なことを教えてくれるのではないかと

思うわけですよ。


いまがいちばん、あしたもいちばん!

フェルディナント・ホドラー展に行ってきたぞ。

2015年03月31日 | いろいろ
先日、次男と、兵庫県立美術館でやってる
「フェルディナント・ホドラー展」に行ってきましたぞ。

何日か前まで、NHKの夕方のニュースで、ずっとホドラー展の紹介をやってて
次男は、そのなかで紹介されたいくつかの作品をとても気に入って
ナマで観てみたいと言っていたのです。

「次男が作品を気に入って」。
そう言えば聞こえはいいですけど、実際には
半裸の女性たちが、奇妙な立ち姿で列を作っているのを
「へんなの~!」とテレビに向かって大笑いしていただけなのですけど。


が、実は、彼はとても魅力的な絵画鑑賞をするのです。
昨年だったか一昨年だったか、大阪で誰だったかの宗教画の美術展を観に行ったとき
次男の鑑賞の仕方と、感想がとても興味深いものだったのです。

そして、今回のホドラー展も、
次男は私には思いもかけない見方や感想を聞かせてくれました。
鑑賞の仕方に正解も不正解もないし、彼は心からホドラーの作品を楽しんでいました。
そして、様々な作品を見て彼が一番気に入ったのは
テレビで見て大笑いしていたものではなく、晩年の「自画像」でした。


これだから、次男と美術展に行くのは面白いんだよな~。


作品とともに紹介されていたホドラーの言葉に
興味深いものがありました。

「もっとも強力なファンタジーは、尽きることのない啓発の源泉たる自然によって養われる。」


「ファンタジー」という言葉が、幻想とか空想とか妄想とかいう意味で解してよいのか
「啓発」「自然」という言葉が、私が認識している意味でよいのかわからないけど
この言葉と、次男の感性がすごく一致しているように思われて
私は、ほんとうに、ホドラーに感動してしまったのです。


フェルディナント・ホドラー展は、4月5日まで。

おっ。あたいの誕生日じゃないか。

それはともかく、


いまがいちばん、あしたもいちばん!