いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

普通救命講習会に参加してきたぞ

2015年06月11日 | いろいろ
西宮市の消防局が行っている「普通救命講習会」に参加してきたよ。

内容は、
心肺蘇生法、AED、止血法、気道異物の除去法など。

一昨年、布引の滝への道の途中で倒れている老人に遭遇してから
ずっとずっと気になっていたことを、改めて確認することができましたん。

順番としては

①自分がリーダーとなり、周囲にいるひとに指示をだす
  人が倒れています!安全なところに移動させましょう!
  「あなたは、119番してください。60歳代男性、意識も呼吸もありません。けがはしていませんと伝えてください。」
  「あなたは、AEDを持ってきてください。〇〇にあります。もし、見つからなくてもここに戻ってきてください。」
  なくても戻って来てくれないと、いつ来るのか精神的に不安になるため、必ず戻ってきてもらう。

②119番通報では
  倒れている人のおよその年齢、性別、意識の有無、呼吸の有無、出血等状態の有無を知らせる

③ただちに、胸骨圧迫を始める。まず、30回。
  1分間に100回の速さ。これは、「もしもしかめよかめさんよ・・・」の速さ。1曲でだいたい30回。

④ハンカチやティッシュでガードして、人工呼吸を行う。2回。
  うまくできなくても、10秒以内でやめる。10秒以上胸骨圧迫を止めないように。
  人工呼吸はやらなくてもよい

⑤とにかく何より、胸骨圧迫を続ける

⑥AEDがきたら、「あなたは、AEDを使ったことありますか?」
  「あわてなくても大丈夫ですよ」「ゆっくりでいいですよ」と声をかけ、AEDの指示に従って操作する
  その間も、電極パッドを張る間も胸骨圧迫は続ける

⑦AED操作後もまたすぐ心肺蘇生法を続ける。2分後またAEDを使用するようAEDから指示がある

⑧救急隊が来て、指示が出るまで、胸骨圧迫を止めない。AEDも着けたまま。


もし、これを山でやらなければならない状況になったら。。。
やるしかない。やりつづけるしかない。

坂道に倒れていたら、なるべく平坦で自分が胸骨圧迫し続けられる場所に移動させる。
倒れている人を動かしてもよい。動かしてはいけない、という人がいても無視してよい。
布引のときは、私ともう一人の男性で、倒れている人を動かそうとしたら
見ていたおばちゃんが「動かしちゃだめ!脳内で出血してたらどうするの!」と言ってきた。
たとえ出血してても、胸骨圧迫で血液を送ることが最優先。
たとえ、冷たくなっていても、心肺蘇生法をやり続ける。

山で私に出会った人は、ラッキーですよ!
実技では、受講生のなかで私が一番へたくそやったけどな!

いまがいちばん、あしたもいちばん!