下田地酒倶楽部が作ったお酒 黎明
下田の酒 純米吟醸 黎明
黎明(純米吟醸酒)は下田の日本酒好きが集まり下田自酒倶楽部をつくり、地元の田んぼでの米作りから蔵元への見学まで行い基本的には会員の間だけで呑まれている
知る人ぞ知る超レアな日本酒です。
”下田自酒倶楽部”
日本酒好きが高じ、飲むだけでは飽き足らず、米づくりから酒ができるまでを見守り、体験し、オリジナルブランドの酒を誕生させました。
酒の名前『黎明(レイメイ)』は、下田市在住の女優、有馬稲子さんが命名し淡麗辛口でいて原酒のどっしり感がある純米吟醸酒です。
『黎明』は、下田市箕作(ミツクリ)の土屋明さんが、減肥減農薬で丁寧に作る有機米「きぬひかり」を使っているのが特徴で、富士高砂酒造の蔵元が田んぼを見学し、「この米なら」と仕込みを決めた。
一般販売は行わず、会員への頒布と販売のみ。
年会費12,000円で農作業や蔵訪問、酒談義などの案内と720ml×6本(年間)が届く。
申込&問合せは、事務局(Tel.0558-22-1698植松酒店内)へ”
地酒
その地方で生産されるアルコール飲料。
酒、お酒とは、
広義には、日本酒、ビール、ウイスキー、ワインなどのエチルアルコールを含む飲料全般を指す。本項ではこれについて述べる。
狭義には、特に日本酒(清酒)を指す。欧米では「Sake」が外来語として日本酒を指す言葉になっている。
日本酒は、米を発酵させて造る醸造酒で、日本の伝統的な酒の一つである。
日本独特の製法で造られたアルコール飲料の一種を指す言葉である。日本の酒税法上では清酒(せいしゅ)、日本では、一般には単に酒(さけ)またはお酒(おさけ)、日本古語では酒々(ささ)、僧侶の隠語で般若湯(はんにゃとう)、江戸時代にはきちがい水、現代では若者にポン酒(ぽんしゅ)と呼ばれることもある。
日本伝統の酒には他にみりん・焼酎 (沖縄では泡盛)、近代では鈴木梅太郎らが発明した合成清酒がある。
約5℃から約60℃まで幅広い飲用温度帯があり(参照:#温度の表現(飲用温度))、徳利を湯煎で温めて飲用する「熱燗」は、金銭的に恵まれた者らが趣向を凝らして始めたものが広がったもので、元々は常温で飲用するアルコール飲料である。同じアルコール飲料を同じ土地で異なった温度で味わうのを常としているのは、他に紹興酒などがある程度で比較的珍しい(詳しくは燗酒を参照)。料理で魚介類の臭み消しや香り付けなどの調味料としても使用される。
なお日本では酒税法の関係上、一般に「清酒」として販売されている日本酒のアルコール度数は22度未満(合成清酒の場合は16度未満)であることが求められているが(酒税法第3条7・8項)[1]、それより高いアルコール度数の日本酒を製造することも技術的には可能で、実際『越後さむらい』(玉川酒造)のように、日本酒の製法で製造されながらもアルコール度数が46度に達する酒(酒税法上はリキュール扱い)も存在する。
日本酒の製造は、大手酒造メーカーが所在する近畿地方で非常に多く造られており、灘のある兵庫県(30%)と伏見のある京都府(15%)における生産量が多いが、消費は中位~下位である[2]。消費と人気は新潟県が突出しており、産地と消費と人気は一致しない。
海外での人気
近年、発祥国日本での消費は減退傾向にある一方、アメリカ合衆国・フランスの市場では日本酒、とくに吟醸酒の消費が拡大し、イギリスでも2007年、伝統ある国際ワインコンテストに日本酒部門が設置されるなど、「sake」として親しまれるようになっている。(参照:「日本酒の歴史」- 昭和時代以降)
韓国でも数年前から日本酒がブームとなっている。しかし関税が高く現地では高級酒扱いである。韓国語では“正宗”と呼ばれていた(桜正宗に因むらしい)が最近では「サケ」が定着してきている[3]。
歴史
原料
日本酒の主な原料は、米と水と麹(米麹)であるが、それ以外にも酵母、乳酸菌など多くのものに支えられて日本酒が醸造されるので、広義にはそれらすべてを「日本酒の原料」と呼ぶこともある。専門的には、香味の調整に使われる「醸造アルコール」「酸味料」「調味料」「アミノ酸」「糖類」などは副原料と呼んで区別する。
米
用途によって、麹米(こうじまい)用と掛け米(かけまい)用の2種類がある。
麹米には通常酒米(酒造好適米)が使われる。掛け米には、全部または一部に一般米(うるち米)が使われるが、特定名称酒の場合、酒米のみが使われることが多い。普通酒は麹米、掛け米ともにすべて一般米で造られるのがほとんどである。
しかし、一般米からも高い評価を得る酒が造られており、高級酒となるとかつて山田錦一辺倒の傾向すらあった原料米の選び方や使い方も、近年は新種の開発などにより変化が著しい。
水
水は日本酒の80%を占める成分で、品質を左右する大きな要因となる。水源はほとんどが伏流水や地下水などの井戸水である。条件が良い所では、これらを水源とする水道水が使われることもあるが、醸造所によって専用の水源を確保することが多い。都市部の醸造所などでは、水質の悪化のために遠隔地から水を輸送したり、良質な水源を求めて移転することもある。酒造りに使われる水は酒造用水と呼ばれ、仕込み水として、また瓶、バケツの洗浄用水として利用される。
蔵元の一部は、仕込み水を商品として販売している。
硬度
水の硬度は、酒の味に影響する要素の一つである。日本の日常生活では、硬度の測定にアメリカ硬度を用いている。醸造業界ではアメリカ硬度も使用されるが、長らくドイツ硬度が用いられている[4]。 造られる酒の味は、おおざっぱに言えば、軟水で造れば醗酵の緩い、いわゆるソフトな酒、硬水で造れば醗酵の進んだハードな酒になる。理由は、醸造過程で硬水を使用すると、ミネラルにより酵母の働きが活発になり、アルコール発酵すなわち糖の分解が速く進み、逆に軟水を使用するとミネラルが少ないため酵母の働きが低調になり発酵がなかなか進まないからである。
江戸時代以来、灘では宮水と呼ばれる硬水が使用されていたが、1897年(明治30年)には広島県の三浦仙三郎により軟水醸造法が開発された。戦後に様々な日本酒ブームが起こったが、近年に購入される酒の日本酒度はやや上昇している[5]。
水質
水は、酒の原材料の中で唯一、表示義務の対象とされていない。したがって、原料水が、井戸水であるか水道水であるかを明らかにする必要はない。ただし、酒造用水に課せられている水質基準は、水道水などと比べるとはるかに厳格である。酒蔵は、使用する水を事前にそれぞれの都道府県の醸造試験所、食品試験所、酒造指導機関などに送って監査を受けなくてはならない。