共感的繰り返しとは、共感しながら、相手の話を繰り返すことです。
話のスピード、声のトーン、テンションなどを合わせて、ラポール(※重要:意味のわからない人は自分で調べてみて)を築き、話を繰り返します。
そのとき気をつけるのが、ブロッキングをはずしていくことです。
そうすれば、相手の話を、正確に繰り返すことが出来ます。
「フン、フン・・。フン、フン・・・。」とただ聴いているだけだと、かなり自分のフィルターがかかってくる可能性があります。
繰り返し、相手に確認することで、正しく聴いているかどうか、自分でも確認することが出来るのです。
「今のお話は、~~~~~~ですね?」という感じで。
もしどこかでニュアンスが違っていれば、相手は修正してくれるでしょう。
繰り返すことによって話の内容が修正できて、お互いに理解しあうことへとつながっていきます。
クライアントさんの気持ちとしては、「わかってもらえた」という安心感、信頼感が沸いてきます。
また自分の考えや思いを、セラピストの言葉を通して聴くことで、もう一度整理したり、確認したり出来ます=自己内省できる。
そして、本当の自分の言いたいことや思いなどが、どんどんと明確化されてきます。
そうすれば、
解決のための気づきや自己決定が出来るようになるのです。
まさしく自分の内側にある答えを自分で見つけることが出来るのです。
「カウンセリングの1時間、なんとなく、話を聴いて終わってしまったんですが、それでいいのでしょうか?」
「話がまとまらなかったんですが・・」
など、不安そうに相談してくる方がいますが、その場合は、特にこの共感的繰り返しを意識して、やってみましょう。
きっと手ごたえがあるはずです。
やってみると、これが意外に難しいことか、そして今まで「なにを聞いていたんだろう」と反省できるかもしれません。
そして次へのステップを踏んでいく自信になるでしょう。
カウンセリングの講座を受講して4ヶ月になるのですが、今まさにミラーリングの壁にぶち当たっています
共感的理解ができたとして、それを伝え返したいと思っていても、つい、自分の興味がある部分を質問してしまったり、自分の頭の中で翻訳された言葉に変えてしまったりするんですよねぇ・・・。
今は感情面にスポットをあてて聴いているのですが、オーラソーマでは関連する事柄も大事だし、同時に色との関わりも探っていく訳ですから・・・えーっと道のりは長そうです
カウンセリングのお勉強、頑張ってますね~~
きっと壁は乗り越えられるよ