英会話BOX 第2章

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試合に敗れてしまった高校球児たちへ

2019-07-19 07:57:37 | 代表の昔の日記(2020年より前)
通勤時によく見かける高校球児の様子がおかしい。

何がおかしいのか考えてみる。

あ、いつも持ち歩いていた高校の名前の入ったすごく重たそうなリュックをもっていない。

そして、いつもキレイに短く整っていた坊主頭が、少しずつ伸び始めているし、部活で忙しそうにしていた時と持ち物が違う。

おしゃれでラフな感じになっている。

あ、おしゃれ眼鏡をかけている生徒もいる。

何が起きたのか?

ふと新聞の記事を思い出す。

今は、甲子園につながる県予選をやっていて先日ベスト8が出そろったっけ。

なるほど、一風変わってしまった高校球児たちが持っていたリュックに書いてあった学校名を思い出すと、彼らのチームが試合に負けてしまったと気がつく。

自分自身の高校時代を思い出すと、試合に負けた野球部の同級生は、
とても残念そうだけど、どこか肩の荷が下りたような雰囲気で、

部活で忙しくて遊べなかった分を取り戻すかのように必死で遊ぶ人、

部活モードから勉強モードにすぐに切り替え、部活をやっていた時と変わらない集中力を勉強に注ぎ込み悪かった偏差値をどんどん上げて難関大学に合格してしまう人,

受験勉強の傍らトレーニングを続けて大学でも野球を続けた人、

いろいろな人がいた。

試合に負けた同学年の高校球児だった人全員、
試合に負けたことで終わる人は一人もいなくて、
様々な道へ新たなスタート切っていた。

今私が通勤途中に見かける試合に負けてしまった後、
少し雰囲気が変わった元高校球児たちも、
きっと今は野球に一区切りがついて、いろいろな思いが交錯しているかもしれないし、ブレイクタイムを送っているかもしれない。

高校生活を終えてかなりの年月を過ごした私にとっては、
部活動で超忙しそうにして、時には電車の中でぐったりと眠っていた皆さんも、
試合に敗れてしまった後の皆さんもとても輝いて見える。

これからの人生の無限の可能性を秘めていることが垣間見られるから。

試合に敗れてしまった元高校球児の皆さん、大変お疲れさまでした。

そして、陰ながら皆さんの未来を応援しています。
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