英会話BOX 第2章

新潟の国際化のため、世界平和のために活動しています。

私たちが子どもだったころ、世界は戦争だった - We were young and at war. -

2015-09-22 00:35:13 | 代表の昔の日記
最近、テレビや新聞のニュースを見ると戦争について考えるトピックが多いです。そんな中で、先日成毛眞さんの『日本人の9割に英語はいらない』を読んでいると、その中に『私たちが子どもだったころ、世界は戦争だった』と言う本を紹介している場面がありました。戦争の期間中に世界各国の若者が書いた手紙を時系列で紹介する本だそうです。そんな本が世の中にあるなんて知りませんでした。すぐに取り寄せて読むことにしました。

と言うのも、
私も私の周りの人々も戦争をほとんど知りません。そして、私は、戦争中に人々がどんなことに直面し、どんなことを感じていたのか想像することもできません。

戦争が起こらないで欲しい。世界の人々がみんな笑ってコミュニケーションできる世の中が来て欲しい。と言うのは、私の心からの願いです。

しかし、ただ願っているだけでは、薄っぺらな願いなのではないかと感じていました。だから戦争についてもっと知りたいと思いました。それもマクロな視点ではなく、私と同じような一般の人が感じていたミクロな視点で、戦争を知れるこの本は、私の戦争を学びたいという意欲にしっくりと来るものでした。

この本を読ませて頂いて、いろいろ自分の中でわかったこと、感じることがありました。主立って感じたことは、下記のようなことです。

それぞれの国で政治的プロパガンダが「争い」に向かって動き出し、各国の国々の一般の方々を巻き込んで行ったこと、その一方で、そのプロパガンダに対峙する平和への思いは、一般の方々の心の中にあったこと。
戦火が厳しくなると、余裕が無くなり正常な精神を失っていくこと。

いろいろな事を本を読みながら感じて、最終的に今この時代に自分が生きていることがどれだけ恵まれているのかを深く感じました。

自由に発言できること、
学びたいことを自由に学べること、
友人知人と一緒に夢を語れること、そして、その夢に向かってアクションを起こすことができること、
食べたい時に食べることができること、
寝たい時に寝ることができること、
将来に多少の不安があっても、明日自分の命に危険が迫るというような切迫した不安が無いこと
努力したことが、結果となって返ってくる機会がある、または、そういった社会で生きていること

語れば切が無いのですが、普段当たり前のように感じていること全ては、平和な世の中に暮らしていて、ある程度の余裕があり、自由に思考を巡らせることができて、その思考を実社会で実現できる基盤があるから可能になっていることなのだ、また、それがどれだけ素晴らしいことなのか、この本を読んで感じることができました。

私は、サボり癖が抜けなくて、長い時間ぼーっとすることがあります。それでも、明日が普通にやってきて、今日サボっても明日何か頑張れるかもしれないチャンスがある事に、とても感謝したくなりました。平和な世の中は、やっぱり素晴らしいですね。明日、いや、もう今日になってしまいました。今日も頑張ろう。おやすみなさい。

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